さて、9月です。
満喫しましょうよ食欲の秋~!///
というわけで早速「おいものケーキ」、サツマイモを甘く煮たものを作っておき、ごまと一緒に生地に混ぜ込んで焼きます。

 

 

市販のパウンドケーキってどうもパッサパサですよね…;
こうなる事を回避するにはいろんなポイントがあります。
まず小麦粉を入れる前までの生地をひとつひとつ丁寧に混ぜていくこと…牛乳を入れる度に、バターを入れる度に、きちんと撹拌して…っと。(σ▽σ)
あと焼き上がった後はすぐに型から出さず、上に清潔なふきんをかけて蒸しながら冷ましましょう!これ最大のポイントね!!

こうするときちんとしっとり、どこを切ってもおいもがゴロゴロvV///
抹茶と一緒にいただけば自然な甘みにほっこりと癒やされます。

 

 

それから秋の味覚といえばもう一つ、「イチジクのタルト」♪
これは小さく作らず、ドドンとゴージャスにホールでいきましょう!!

 

 

ザックリと香ばしいタルト生地には、ダマンドクリームにカスタードクリームをきっちり詰めて、なるべくたっぷりイチジクを乗せて♪
手作りお菓子最大の魅力ですよ、好きなものを好きなだけ乗せられるっていうのは!!
うん…これケーキ屋さんだと4000~5000円はするやつね^^^;;

 

 

カスタードクリームは少し固めに仕上げておきましょう。
カットした時にぷるん、と綺麗にナイフから剥がれる硬さが理想。
口溶けはなめらかだけど、カットは美しく仕上がるギリギリの加減ね。

 

 

それからイチジクは完熟したもの(見切り品くらいでちょうどいい)を使いましょう!
しっかりと赤く売れて、甘みが強いものを使えばとびっきり贅沢気分vV
色も全然違いますので、是非。

 

 

ほらほらここ、タルト生地に包まれた2種類のクリームとイチジク…んん~、秋の幸せだわ…///

 

 

で、実はイチジクのタルトと一緒に試したいものがあったんです。
ひとみんちゃんが以前北海道へ行き、そのおみやげとしていただいた紅茶「コロポックル」!
ハスカップとラベンダーのフレーバードティーです。
説明文を読む限り、このタルトと相性抜群のはず。

 

 

はい、控えめに言って最高かよ!!!;;;
とってもフルーティーでみずみずしい香り、酸味と甘さのバランス、そして北海道での限定販売。
なんて贅沢なティータイムなんでしょう…ひとみんちゃん、ありがとう!!///
この日を皮切りにアル中患者のごとくこの紅茶を飲みまくるのは、また別のお話。



さて、以下お菓子とは全く関係がない最近私が思うこと。
今から100年ほど前に、日本で所謂「文化病」と呼ばれる精神病が女性を主に大流行しました。


時は日露戦争終戦後…それまで家庭を守り、支え、男児を産み、尽くすことが良しとされていた女性たちは戦争を経てそれらが「戦争」という圧倒的な暴力の前に何の力も持たないことを悟ります。

 

では終戦後、家や家族を失った自分たちはどうやって生きていけばいいのか。
明日の命を紡ぐためには、国さえも提唱していた「良妻」の概念から大きく外れた生き方をしなくてはならない…けどどうやって?何をして??
当然混乱するわけです。

そうして混乱した結果自分を見失って、やがて心が蝕まれてゆく…それが「文化病」です。

 

で、私は今この現代こそ、文化病の再来だと考えます。
カリスマ主婦?ママタレ?キャリアウーマン?フリーター?DINKS?それとも大家族??
女性の生き方は歴史上最多の選択肢を持った…と言っても過言ではないでしょうね。
そして選択肢が豊富だからこそ迷う…現に「占い」が載っていない女性誌は存在しません。
カルト宗教の女性信者はもう当たり前だし、精神病院や心療内科の患者の8割は女性です。

 

ブームが落ち着いた今だからこそ言いますが、「ありのままの」というフレーズで日本中を魅了した雪の女王も、それを裏付けてるんじゃないかしら…とも思っています。;
海外ではどうしてあの映画がここまで日本で人気なのか、制作側もかなり驚いている様です。
だって、「ありのままに生きるの」は当たり前の行為なんだから。
自分を見失ってありのままに生きられない人間が多い日本だからこそ、あの映画に憧れを持つ人も多かったんじゃないかしら。

私は好きなものを大切にして、いろんなものをこの目で見つめて、楽しんで生きようっと。(σ▽σ)