少し前になるのですが、ずっと前から気になっていた飛騨山脈(通称「北アルプス」)の南に位置する長野県の上高地へ、一泊二日のリフレッシュに行ってきました!
休暇で沖縄の宮古島に行こうと思っていたところお天気が怪しかったので、行き先を急遽変更!
上高地は北アルプスの雪解け水や豊富な湧水で、ご覧の通り美しいエメラルド色の透明度。
観光名所の河童橋の上から動画撮影↓
今度は引きで。
本当に天国のようでした。
自家用車は立ち入ることが一切禁止されている、自然保護エリア。ご覧の通り大快晴でハイキングを大満喫。
かつて訪れたことのある、スイスやオーストリアのザルツカンマーグート(フランツ・ヨーゼフの夏の避暑地で、お見合いをしたバートイシュル)に非常によく似ていました。
時は戻り・・・
この日スタート地点の大正池に到着したのは、
まだ陽が昇る前の、朝の5時頃。
(シシィが目を覚ます時間ですね。)
朝靄の中、数人の先客のシルエットが。
東京は連日35度近くを記録していましたが、
この時の気温はなんと9度。
涼しいを通り越して、もはや寒い!
幻想的な朝靄の風景を目当てに、
皆さん本格的な撮影をされていました。
山のてっぺんに、
朝日が少し照らされています。
素敵なジェントルマンの後ろ姿。
むしろこの写真を差し上げたい・・・
↓そして2羽の早朝水面さんぽ。
まるで夜のボート。この子たちは同じ方向を進み、シシィとフランツのようにすれ違ってはいませんでした・・・
水面に映る山々。
案内板の上に積み上げられた、
小さなケルン。
山陰から太陽が現れ、
山々に陽がさしてきました。
↓近くの方の、熊よけの鈴が微かに鳴っています。
この一帯ではここ数日に熊が出没しているらしく、
ほとんどの方が熊よけの鈴をつけていました。
僕は既に東京で購入していましたが、上高地の多くのホテルでは、無料で熊よけ鈴の貸し出しが行われているところもあります。ハイキング中に様々な音色の鈴があちこちから聞こえてくるのですが、もはや情緒溢れる風鈴の合唱。大自然の中で素敵な音も楽しみました。
太陽が現れ、湿った木々にエネルギーが照らされた瞬間、一気に水蒸気が!
森が呼吸しています。
ここには、
田代湿原や田代池があります。
写真だとその透明度が伝わりにくいので、
無言ですが自撮りで動画も撮ってみました。
朝7:30です。
そしてメインとなる梓川へ。
ここは田代橋。
ここでまだ朝の8時半。
鳥のさえずりも最高です・・・
白樺エリアを通り抜け・・・
途中で自宅から持参したおにぎりを朝ごはんとして食べたり、河童橋を越えてから通りかかったホテルのカフェで、珈琲とチーズケーキでひと休みしたり。
毛繕いまで(笑)
こんなに美しい上高地で暮らすなんて、本当に羨ましい・・・居心地も良さそうでした。
ここは現天皇陛下、皇后陛下もご家族で訪れていらっしゃる、神聖で神秘的な場所。
上高地は、そのあまりに美しい自然から、『神が降り立つ地』という当て字で、神降地と称されています。
絵を描いている方が、最も絵になっています。
今回の一番のお気に入りショットかも!?
その後定年により役職が変わり、現在は総支配人付という特別な役職を務められ、今や帝国ホテル内で最も勤続年数が長いそうです。以前にはインドネシアのホテル・インペリアル・バリの開業総支配人や、迎賓館赤坂離宮の支配人も務め、国賓や公賓の接遇にあたっていたそうです。
そんな叔父様のご縁もあり、上高地帝国ホテルの支配人とご挨拶させて頂くことに!見知らぬ土地で多くの皆さんに温かく迎えていただくという、まさかの夢のひとときでした。
ちなみに、この上高地帝国ホテルも自家用車の乗り入れが規制されている自然保護区エリアな為、バスまたはタクシーでしか行くことが出来ません。
ランチには帝国ホテル名物のカレーとご当地ビールを頂き、食後に有名なマントルピースの前で珈琲を頂きました。
さっきチーズケーキを食べていたのにアップルパイも!?と思うかもしれませんが、この時点で午前5時から午後3時まで、既に約10時間のハイキングをしていたので、その疲労から甘いものがどうしても必要だったんです(笑)
夜はホテルからライトと鈴を持って、真っ暗闇の近隣をナイトウォーク。多くの方が同じことをされていました。暗闇に目を慣らして、川沿いのベンチに寝転びながら山ならではの星空観察も。
↓こちらはスマホでの撮影です。
途中天然温泉にも入り、川沿いの澄んだ空気の中で、お昼からお蕎麦や上高地ビールも。最高!
大好きな場所になりました。