羊の三刻(mitudoki)

羊の三刻(mitudoki)

羊の三刻は、午後3時半。
遅いおやつが楽しめる時間。
仕事じまいには、早すぎる。
大仕事を手掛けるには、ちょいと大変。
60代は羊の三刻

3月末までの数日間、今年度で終了する仕事のラストスパートでエライことだった。

 

若い頃は何とも思わなかった仕事量だろうが、

64歳になった今では、その日その日の業務が終わった瞬間にド~ンと疲れた。

ほんと、ド~ンと。

それまで1日フルタイムで働くという働き方をしていなかったので、

身体がビックリしたのだろうが。

「身を削って」仕事をする、とはこういうことかと思った。

休憩する暇もなく、トイレに行く暇もなく、昼ご飯だけは搔っ込んで。

昭和の甲子園球児さながらの地獄の1000本ノック状態。

だんだん集中力が無くなってくると

遠い日の「ファイト~、元気出していこうぜ~」

なんて暑い日の掛け声が遠くで蜃気楼のように聞こえてくる感じ。

きつい数日だった。

 

明けて四月。

事業終了。

もう二度と仕事なんか受けるもんか、と思った。

骨の髄まで疲れた。

骨休め、という日本語の意味がよく分かった。

骨も疲れるんだね~。

これが老いるということか(ノД`)シクシク。

 

ともあれ、ひたすらぐだぐだ休むこと1週間。

ようやく立ち上がる気力ができて、ふと見た鏡で気が付いた。

筋肉が無い!

ここ1年で数キロ痩せたが、それってみんな筋肉だった。

鏡に映ったか細い老婆。

やばい、フレイル寸前!と気づき、

そっからは早かった。

1週間休んで、またまたパワーが沸いてきたのかもしれない。

「今年度は、自分メンテナンスと楽しいこと優先にしよう」

さっそく、友達の勧めでそれまで年寄りが行くもんじゃん?、とおもっていたカーブスに申込み、

やってみたかったゴルフレッスンに申し込んだ。

3日と空けず通った。

 

して、3週間。

カーブスで筋肉痛、

ゴルフレッスンとラウンドで早速腰をやられております。

やり過ぎは良くありませんね。

痛かったら休みゃいいのに、

変なところに、元(四半世紀前)体育会の意地とど根性が…。

 

てことで、今はロキソニン貼り薬と銀のアリナミンのお世話になって、

ジッとしてます。

 

よれよれの4月だったが、

5月は爽やかに生きたいもんだ。

64歳からの10年は

ワーク・ライフ・エンジョイ・バランス。

これだね。