徳本峠小屋からは
しばらくなだらかな
森の中の道を進み
気持ちいい

視界はあまりない


りょっぴーが
クマザサの茂みに
ヒキガエル発見


    こんなとこにも
     いるんだね

1時間歩いて
急に直進できず
明神見晴
の立札

左手に
どんなもんだい的
存在感の明神岳


左折して進む

再び樹林帯に戻る

しばらく進み
切り倒した木に
腰かけ休んで
さあという時に
首にかけていた
登山帽がないのに気づいた

あきらめかけたが
    いやっ
    ついてるから
    絶対あるはず
と、ひとり走って戻った

どこまで戻るって
思った瞬間
前方の道の真ん中に
紺いろの物体

   あったあ
   ◯◯ありがとうございます

と思いつくだけ
繰り返し口ずさみ
急ぎ戻った

ここから
上りが増えてきた

11時半
突然、やぐらが見え
大滝槍見台  2365m
に到着


上ると
槍ヶ岳
素晴らしい眺望


ところが
りょっぴーの体調悪化

表情に見てとれる

しかし
ここは小屋間の
ど真ん中

コースタイム
どちらも2時間半だ

スピード落とし
先に進む

当然
蝶ヶ岳ヒュッテまでは
あり得ない

長い倒木の上に
たくさんの植物が生え
自然の無駄のなさ
賢さを感じた

同じく

人生に
  無駄のことは
     あり得ない


強い勾配はないが
後半は
だらだら上りが続いた

あと◯kmの表示が
うらめしく
1kmになった時は
小屋まで走って
応援を依頼してみよう
かとも思った

しかし
りょっぴーは
頑張った
何度も立ち止まりながら

しばらくすると
お花畑がきれいだが


1時間かけ
かなりの急登


東方はガスが迫っていた

左手に
槍ヶ岳が見えた直後
4時15分
少し頂上広場ある
大滝山  南峰
に登頂した


少し下ると
前を行く
りょっぴー
    見えたー
    小屋があったあ
    よかったあ
と涙があふれだした

手前に池があり


やっと
大滝山荘
に4時23分
たどり着いた

   すみません
   電波届かなくて
   連絡できなかったんですが
   吐き気と頭痛がひどくて
   できれば  ふたり
   泊めさせていただけませんか?

とお願いした

すると心優しい対応で
受けてもらい

明日も悪いようでしたら
この先の小屋に
無料診療所がありますから
診てもらってください

それに、今日は
他にお泊まりの方は
3名でして
個室状態ですから
ゆっくり休んでください

と2階の部屋に案内してくれた

早速
りょっぴーは
布団敷いて横になり


わたしだけが
5時半から夕食
に下りた

カレーとおでん


ほとんど食べ終わりで
ごはんおかわりをどうぞぉ

   えっ、カレーは
   ダメですかあ?

えっ、うーん
いいですよぉ

とちゃっかり
いただいたが
お兄さんのカレー
だったの❔

しばらくして
りょっぴーが下りてきて
少しよくなりました
と会話に交じった


食後6時45分
歩いて5分で
大滝山 北峰


頂上広場に行き待ち
アーベントロート観賞

まるで3000m級の山々が
噴火しているみたい


今まで
こんな光景
観たことないよ


空一面が絵になっとる

戻ると
小屋の周りも
美し過ぎる


寝不足だし
体調も考え
8時に寝た

ぐっすりで
何時かわからないが
深夜
これまた
すごーい雷鳴と豪雨で
目が覚めた

本当に
りょっぴーに感謝だ

その中でも
ついてるよね

    マッキー三世