小学1年生のフィンランド留学体験記 第四章 2月 11.1年生のサッカー試合 | フィンランドに1年住んでみる(在外研究)

フィンランドに1年住んでみる(在外研究)

~子連れフィンランド滞在記~
1年間家族でフィンランドに住みました(2022年10月〜2023年10月)。
準備からフィンランド生活について思ったこと、
感じたことの記録
趣味の4コマを投稿中

 

登場人物

ニーナ先生:担任の先生

ボリス:クラスメイト

 

11.1年生のサッカー試合

 

 中休みに1年生だけで校庭にある大きなサッカー場を使うことができた。今まで2年生以上しか使えなかったから、初めての事だった。審判は担任のニーナ先生がしてくれた。サッカーの希望者は僕を入れて8人だった。僕たちは4人ずつチームに分かれて対戦した。みんなとても上手い!パス回しもドルブルもすごく上手い!クラスメイトにはサッカーを習っている男の子が多いみたいだ。1人で4点決めた子もいた。僕もシュートしたけれど、ゴールキーパーにはじかれてしまった。

 クラスではサッカーが人気だ。中休みと昼休みは校庭でサッカーをしている子が多い。クラスでは特に2022年にカタールで開かれたサッカーワールドカップで活躍したフランス代表のキリアン・エムバペが大人気。ほとんどの男の子はエムバペが得点した時のパフォーマンスを真似している。「スー!」と言って両手をクロスさせて全ての指を腕の中に収めたまま、両膝を床につけて前へ滑る。僕もサッカーで得点した時や教室で男の子たちとふざけ合う時にエムバペの真似をする。エムバペの真似をやりすぎてスキーウェアのひざに穴を開けたらお母さんにばれて注意された。それからは、あまり両膝をつけるだけにして、両膝をこすらないようにしているけれど、得点が嬉しくてついつい忘れちゃうこともあるんだよなあ。この前、休み時間にクラスメイトのボリスと一緒にサッカーをした。ボリスはサッカーがとても上手い。また一緒にサッカーできたら良いな。