ついに子どもたちと鑑賞。

 

子どもたちはまだ9歳なので、夫と見ても大丈夫かなと少し心配しながら、鑑賞しました。

 

首を切り落とされる場面があるので、心配してましたが、子どもたちも釘付けになって見てました。

 

何回見たか分からないぐらい、みてますが、時間を少しおいて何回でも見れる映画。

 

子どもたちは「パイレーツ・オブ・カリビアン」でジョニー・デップを見てましたが、「ジャック・スパロウの若いころだよ」って言ったら、ちょっとびっくり。ま、すでに「シザーハンズ」も見てましたけど。

 

子どもたちにはジョニー・デップというより、「ジャック・スパロウ」ですよね。

 

私世代なら、ジョニー・デップ。この頃のジョニー・デップは本当に可愛さと美しさと不思議さとヘンテコな魅力があって、すごく好き。表情がいいんですよ。「シザーハンズ」で証明済みだけど、目だけでも色んな感情を表現できる、そういう人ですよね。

 

この映画、ティム・バートンの映画好きが分かる。

 

森の中を馬車が行く場面、ジョニー・デップ演じる警官の母親が魔女の嫌疑をかけられ拷問道具に入れられ、目だけが見える場面とか、マリオ・バーヴァ監督の「血塗られた墓標」に出てくる場面のオマージュ。

 

科学捜査を信じる都会の警官と昔の伝説や言い伝えを信じる田舎の人々たちの対立というのが、ストーリーの大筋だが、結局魔法を使って亡霊を呼び覚ますという、非科学的な話の展開がちょっと残念ではある。

 

けれど、映画全体を通しての暗い雰囲気とジョニー・デップ、クリスティーナ・リッチ、マスパス役の男の子の可愛さ、一言もしゃべらないけど迫力満点のクリストファー・ウォーケンなど俳優陣たちで魅せてくれる。