新年のご挨拶として、ぶなの森に登録されている方にメールを書きました。

 

2020年においての、お父さん、母さん、そして自分へのエールのつもりです。

これを公開するのはちょっと恥ずかしい気もしましたが、私の新年の決意として読んでくださったら嬉しいです。

全文ではなく、一部抜粋、オリジナルから一部修正しました。

 

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新年明けましておめでとうございます

2020年も安心できる場、楽しい場、ほっとできる場として「ぶなの森」は

みなさまと共に在りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

長らくお休みしていた、「ぶなの森通信・子育て講座編」復活しました。

今回は、続けることを肝に銘じております。皆様の日々の子育てで

何かのヒントになれば幸いです。そうならなくても楽しんで読んでいただけたら嬉しいです。

ぶなの森のホームページにも掲載していきますので、ずーっと前の過去の記事ともども

読んでいただけたら嬉しいです。

 

現在、ぶなの森のHPはメンテナンス中です。近日中には終わりますので、その時はまたお知らせいたします                       

Facebookにも「ぶなの森」がありますので、ページに「いいね」していただけるとこれもまた嬉しいです。

また、私が会長(この響き嫌いなので、次回からは代表にします)を務めている「コミュニティWatashi」で今後はブログも書いていこうと思います。コミュニティWATASHIの方も「いいね」を宜しくお願いします。

 

 

さて、今回の「ぶなの森通信」では、運営に関しての変更について記載しております。

幼稚園プロジェクトの活動を今年はやれることは全部やる!をモットーに前進あるのみで進めていくつもりです。

その一つとして、託児部門のみを、コミュニティWatashiで経営していくという事を決定致しました。

 

 

メンテナンス後のぶなの森のホームページには「バイリンガル託児所」のような文章が出てくるかもしれませんが、

それは、市認可の日独バイリンガル幼稚園設立までの第一歩と考えています。

 

 

インターナショナルスクールの幼稚園も5月ごろに開園と聞いております。「先生の幼稚園はいつ開園ですか?」とよく聞かれますが、 私たちのように十分なお金がなく、 幼稚園の設立経験がないものは、少なくとも開園までに5年はかかると、専門家に言われております。

そこを後2年でクリアーするためには、忍耐、継続、爆発力、そして奇跡なしには実現することができません。

現在は、物件を探しています。以前かなりいいところまでいっていた場所は、たくさん今までにたくさんの人に見てもらったり

相談したりして、やはり環境が子どもにとって良くないという事と、相手の企業の方向性が分からないという事で断念いたしました。

 

 

 

一軒家を改築して使う、というのが一番近道のような気がします。また暖かな雰囲気もつくりやすいと思っていますので、今そのあたりで探しています。もしどこかで「空き家見つけたー」みたいなことがあったら即通報(笑)して下さいね。

 

 

せっかくの海外生活を、日本と同じような環境で、日本へ戻ってから困らないため、のものにしてしまうのは、あまりにも残念でなりません。

 

今2歳の子どもたちが、20歳になるころには、AIが生活の総てに取り入れられている世の中になっているのは確実です。

職業の種類も今より格段少なくなっていると予想されます。そんな時代に高学歴、一流企業などの枠は、もう必要なくなっています。その時必要なのは、「自分の強み」です。それは20歳になってから急に生まれてくるものではありません。

幼い頃からの環境です。自分を出していい、これでいいんだ、という自己肯定感が何より大事です。

 

 

今の日本の学校教育は文字ではよいことを連ねて、いかにも個人を大事にしていると言っていますが、現場の多くの学校や幼稚園は子どもを「良い子」の枠に押し込めて、自分でものを考えないように飼いならしています。日本にご帰国後、とりあえず日本の社会に合った子どもにしないと、学校や幼稚園で子どもが大変な苦しい思いをする、と親御さんは思われるかもしれませんが、20年後の世界がどうなっているか?を考えていかないと、取り返しがつかなくなっていくと思います。

 

 

 

全国各地で私立だけでなく、公立の小学校がオランダのイエナプランを取り入れ始めました。テスト無し、宿題無し、統一カリキュラム無しです。

https://www.youtube.com/watch?v=QsfHql9qbBI

 

しなのイエナプランスクールの中で言われていること、イエナプランは教育のメソッドではないという所がとても重要です。

シュタイナー教育もそうです。日本では○○教育というとすぐに流行りとなって、その本当の内容がなかなか伝わりません。       

 

イエナプランも、シュタイナー教育もフィンランドやデンマークの教育も、自分との対話、自然との対話、人との対話が基本です。    言葉と、そして言葉や文字にならない対話もです。                                                  

 

それらを繋げていく作業が教育です。

 

決して方法論だけではありません。社会の中で大切にされる自分、尊い存在であるという自分をまず感じられる環境が何より大事ですね。

 

自立した大人になるための学校教育です。

 

 

少しずつ日本も変わってきています。どうか皆さまも、子どもたちの20年先を見て、今何をすべきか?を考えてみて下さい。

40年近く幼児教育に関わってきている私としては、今の日本の子どもたちは危機的状況です。

子ども達がおかしいのではなく、大人がおかしいのです。学校がおかしいのです。

 

新年早々、長文で失礼しました。この辺で私も本気で子どもたちの未来のために動こうと思って、決意表明しました。

 

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2020年が光で満たされた明るい年となりますように。