はじめまして

         味噌屋おかみの

         発酵&麹料理教室

         まるみ麹本店おかみ

         やまべまりこです

         どうぞよろしくお願いします




 

 

お味噌の起源をご存知ですか。

 

日本発生説と中国、または朝鮮伝来説があります。

 

日本発生説は、

縄文時代、どんぐりで作られた「縄文味噌」と呼ばれるものが見つかり、日本の味噌作りの原点と考えられたという説。現在でも、どんぐり味噌といって作られていますね。

 

中国伝来説は、

古代中国の大豆塩蔵食品の「醤ひしお」だと言われています。

大豆、麦、酒、塩、などを混ぜて発酵させたもの(醤)が原点とされています。

味噌の名前は、「未醤」→未だ醤油にならない、一歩手前の固形物という意味の

文字が大宝律令に登場していることから、

未醤→未曽→味噌

と変わり呼ばれるようになったと言われています。

 

 

奈良時代には、生糸、麻、塩、などとともに味噌が税金として納められていました。

 


平安時代は、高級品で、貴族や高僧など地位の高い人の食べ物で、おかずとしての

なめ物で、何かにつけたりそのまま食して味噌汁としてではありませんでした。

 






鎌倉時代に味噌汁登場によって一汁一菜(主食、汁物、おかず、香の物)という

鎌倉武士の食事の基礎が確立されました。

 

 

室町時代になり味噌は庶民まで広がり農家では保存食手前味噌を作るようになりました。

 

戦国時代、武将たちは、米と味噌を兵糧(戦陣食)として携帯しました。

信濃の武田信玄は陣立味噌という、兵士が味噌玉を腰にぶら下げ合戦場に着くころ発酵して出来上がるという味噌です。普通の味噌なら、最低でも3ヶ月はかかるところを20日くらいで味噌になるという兵糧です。

 

素晴らしい!!!

 

昨今、食糧不足が、ささやかれますが、戦国武将を見習ってお米をお味噌を備蓄していれば

困りませんね。

せっせと、手前味噌を仕込みましょうね。

 

 

「医者に金を払うよりも、みそ屋に払え」

 

病気になって医者にお金を払うよりも、普段から毎日味噌を飲んだり味噌料理を食べていれば医者に大金を払うようなことにはならないという江戸時代のことわざです。

 

 

日本の素晴らしい味噌文化に乾杯。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 


 



 

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