冷たい雨がしとしと降っています。
これで、18日連続の雨です。
東京の正午の気温は、19.9℃。
7月下旬とは思えない気温、まるで6月半ばの梅雨のはじめみたい…
天気図で、東北や関東にＶの字、くさび型に等圧線が垂れ込んでいる時は、
冷たい海を渡った北東風が吹きつけます。
オホーツク海に高気圧が停滞していた名残りですが、
まだオホーツク海に高気圧が出現しやすい状態が続きそうです。
太平洋高気圧も来週前半に一時的に強まるだけ…
半ばには、弱まってパックリ割れてしまうのです。
このため、きのう発表の1か月予報では、気温を月末にかけて下方修正。
そして、きのうは日照不足に関しての情報も発表されましたが…
「今後2週間程度も、前線や湿った空気の影響を受けやすい日が多く、
日照時間が少なく、降水量の多い状態が続く」とあります。
あれ、オリンピック開催されていたとしたら、くもりがちな涼しい開幕だったんだ！
たらればはさておき、
農作物の管理、体調の管理気を付けていきましょう。
前線は、九州のすぐ南～関東の南にのびています。
このあと日曜日にかけて、
前線上のキンク（への字型になっているところ）や低気圧が通過するタイミングで、
雨が強まる傾向にあります。
一度雨が弱まっている地域も、もう一度雨が強まる可能性があります。
特に、紀伊半島～関東は、今夜からあす昼前にかけて、
雨の降り方に注意してください。
被害の大きかった岐阜や長野県南部でも雨が強まるかもしれません。
また、あすは上空の寒気が流れ込んできます。
寒気の中心が、山陰沖～東北を進む予想です。
寒気の南東側（図では右下）で雨雲が発達しやすい傾向にあります。
北陸や東北では、局地的な前線ができて、激しい雨が降ることもありそうですから、
急な雨に気を付けてください。
日曜日も太平洋沿岸部中心に雨の降りやすい状況が続きます。
東北も雷雨が起こりやすい状態が続きそうです。
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コメントありがとうございました！
＊九州北部、ようやく晴れ間が戻りましたね。
ただ、ひとたび晴れると暑さが厳しくなり…なかなか難しいですね。
被災された方々の生活が、一日も早く元通りになるといいのですが。
＊降ったりやんだり、関東は気温の変動も大きいので、
体調いっそうお気を付けください。
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