「きょう、気象のメモお休みなんですか…?」
問い合わせてくださったのは、NHKの地方局の気象キャスターさん。
 
毎日、私は自分が気象解析した内容をメモにまとめて、NHKの各局に送っています。
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気象コーナーの放送指針にしたり、映像取材の態勢を組むのに役立ててもらったりするのが目的です。
 
が…
けさ、息子が突然発熱。
38.5℃あったので、午前中病院に連れていくため、このメモの作成はお休みさせていただきました。
 
一方的に配信、いや送りつけているので、
「これ本当に読んでる人いるのかしら?」
と疑問に思いながらも、
限られた1時間で、パソコン2台を駆使し、懸命にまとめる日々。
プチ反応をいただけて、うれしかったです。
 
きょうは、大曲の花火大会の会場の雄物川の氾濫はじめ、
日本海側の大雨の映像に驚きました。

列島を横切る真っ白な帯状の雲の正体は、秋雨前線。
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本州をゆっくり南下するため、
東北、北陸、山陰、九州北部と順に大雨のおそれがあります。
あすは九州北部で警戒!

秋雨というと、シトシト雨というイメージがありますが、
激しい降り方をするのは、南から熱帯の湿った空気が流れ込んでいるからでしょう。
きょう、台風14号が発生しました。

台風14号は13号を追うように大陸へ進みますから、
直接的な影響はありませんが、
湿った空気を送り込んだり、高気圧を強める働きがあるので、要注目です。
 
きのう発表の1ヶ月予報にも気になる影を落としています。
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この秋雨前線は、
カラッとした秋の空気と、蒸し暑い夏の空気の間にできています。
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前線が下がってひとたび北側のエリアに入れば、カラッと晴れ。
日差しで気温が上がっても、湿度は比較的低めです。
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関東や九州南部は前線に近く、
日曜日も雲の多い空とムシムシが続きそうです。

前線自体の活動は弱まっていきますが、
あす、まだ“夏”エリアの太平洋側は、暑さとともににわか雨に注意です。

あすは息子と楽しみにしていたお出かけの予定があり、
ここ数日、雨を心配していたのですが、
雨はほとんど降らなくなったというのに、
お熱で出かけられなくなってしまい、落胆しています。
 
8月ほとんど入れなかったプールが復活したのが、良かったのか悪かったのか…
 
まずは自分も含め、体調をしっかり整えよう!