今日、駅でひとりで不安そうに歩いている小さな女の子がいて。
その光景がちょっと異様というか、違和感で。
声をかけるか迷ったけど、声をかけられなくて
(近くにお母さんがいるかもしれないし)。
少し様子を見ようと、携帯をみているふりをして立ち止まった。
周りはみんなスタスタ歩いている。
目があった瞬間「あっ」という表情をしてこっちに寄ってきて。
「トイレどこですか?」ってとってもか細い声で。
「そっか、そっか、トイレね」
とはいったものの、わからない。。。
けどこの手は離してはいけない気がした。
「ひとり?お母さんは?」
って聞くと、「居る」というが周りを見渡しても見当たらない。
トイレの場所もわからない。
この場を大きく離れてもいけない気がするし、
改札口の中のどこにトイレがあるか、見当もつかないわたし。
少しして、ちょうど歩いてきた駅員さんを発見。
「トイレどこですか?」
と聞くと場所を指し示してくれた。
「この子に聞かれたんですが、場所がわからなくて。私保護者じゃなくて。お母さんいるというんですが、見当たらないんです」
「わかりました。こちらで預かりますので大丈夫です」
気になったのはほんの一瞬。
その後は、二、三分の出来事。
こういう時、気になり過ぎる私は本当に迷うんだよね。
今回こそは、違和感に反応できて良かったと思った。。。
大勢の大人たちが通り抜ける中ひとり歩いていたあの子は、
どれだけ心細かったか。
トイレにも行けて、お母さんに会えてますように。
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