点に目が行き、線が見えなくなる

 

数か月前に、クライアントさんから、

「何をどう考えていいか分からなくなりました。」

と言われました。

 

話を聞いてみると、それは、

机上に、大中小さまざまな形に切り抜かれたカードがワンサカと散らばっている状態。

しかも、そのカードは平面な二次元のものだけでなく、

高さを持った三次元のものもあり、それはもはやカードでもなく、積み木だったり。

 

それらの関係性や、位置関係もバラバラで統一感もなく、

何よりも、そのクライアントさんが、

どうしたいのかが分からないのです。

 

自分のことは、ハッキリと見えないくせに、

他人のことは、私なりに良く見えてくる性分なので、

まず、落ち着いてもらうところから始めます。

 

だって、そのクライアントさん、

話しながらポロポロと涙汗汗が落ちてくる。

 

混乱のなかにいると、つらいんだよね!!えーん

 

 

 

点から点へ。線を見ても点へ。

 

あえて、一番問いたいことは後にして、

一つのカードにフォーカスして話を聞いてみることにしました。

 

そうすると、そのカードからまた別のカードの話へ、

そして、そのカードの端っこを捕まえて積み木の方へつなごうとする。

話しているうちに、そのクライアントさんもなぜ、この積み木につなごうとしたのかもわからず、

「あれ?あれ?」と混乱してくる

 

なので、いったんお話しをSTOPしてもらいます。

 

そして、一番問いたかったことを、一度聞いてみることにしました。

目的は何か?あなたの目的は何か?」

 

そこで、しっかり考え込むクライアントさん。

 

「・・・・・目的は、これかも・・・」

と自信なさげに答えます。

 

目的が見えているのですが、少し掘り下げると、

なんだかたちまち混乱の中に入ってしまう。

 

 

「点」であるカードや積み木のひとつひとつがとても気になってしまうようです。

 

 

 

ヒントを投げ入れてみる。

 

答えをそのまま渡しては意味がないのですが、

いろいろ経緯があり、少しヒントを投入することにしました。

 

クライアントさん、それをうまく応用してくれて、

一歩先へ進むことができました

 

机上にはまだまだたくさんのカードや積み木がありますが、

ひとつ応用ができれば、また一つ違う応用を、そのクライアントさんなら見つけられると思います。

 

 

反省点は、

果たしてこれがクライアントさんの満足のいく結果になったかどうか。

 

 

 

 

 

クリップいつも私に学びをくれる彼らに感謝です。以上

 

 

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