肝臓転移 | 大腸がんと母と娘の闘病記

大腸がんと母と娘の闘病記

大切な母が大腸がんに…。母を応援する娘の闘病記です。

しばらく更新してない間に、夏休みがやってきました😄

私も夏休み欲しいなやしの木やしの木



さて、母の調子は今の所安定していますが、闘病記の続きニコニコ


3ヶ月後の検診を受けた母から電話がありました。

肝臓に転移が見つかり、手術をする事になった。
説明があるから、次回は一緒に病院に来て欲しいと。

その日は仕事を途中で抜けて、時間ギリギリに病院に着いた私は、先に来ていた父と母と合流し待合室に座って待っていました。
すると母が「手術はしない事にしたから」と。
「えっっ」と私が言った所で順番が来て呼ばれました。


先生から今の状態の説明があり、手術の説明をしようとしている先生に

母「先生、私手術はしたくありません」

先生「なんで?

母「手術をすると体力が落ちるでしょ。その時にガン細胞が活発になるし」

先生「もちろんその可能性はあるよ。でも手術しないと腫瘍は大きくなるから、今のうちに取ってた方が良いのはわかるでしょ?君は抗ガン剤もしないんだし」

母「自分でもう少し考えたいんです」

先生「今なら完治の可能性もあるのに、どうして君はそうやって諦めるのかな…」

母「諦めてはいません。生きる為にもう少し考えたいんです」

先生「君は頑固だから、自分でこうと決めたら聞かないのは分かってるから、僕はもう言わないよ。」

母「私が自分で決めます。何かあっても先生のせいにしたりしません。」

先生「ご主人と娘さんもそれで良いんですね?

父「はい。」

私「……」



私はどうしたら良いのか分からず、答えられませんでした。


そして手術を拒否した母は、東京の病院にラジオ波をしてもらうと決め、先生に紹介状を書いてもらう事になりました。






補足ですが、先生と母は先生と看護師として一緒に働いていた事があり、母の性格も分かってくれています。
お互いに遠慮なく言い合っている感じです。
今も良い関係ですウシシ