7月にお店で見て気になっていたiittalaの鳥。吹きガラスで作られた美しい形と色に魅せられて、初めて見たときはしばし売り場から動けなくなったほどでした。
北欧デザインのものは本場だって高い…。
そして所得が高くないのに所得税の高いフィンランド、さらに消費税は24%のフィンランド。日本からのお金持ち旅行者たちが、高い北欧デザインのものをバンバン買うのを、指をくわえて見るだけの居住者。。。
このバード、329ユーロ…約3万9,000円 ムリだね。と思いながらも2ヶ月以上売り場の周りを行ったり来たりしていた私。
だけど、このほど割引になったのを機に購入しましたー 洋服も何ヶ月も買っていない。買うのは日々の食料品と子どもの防寒着くらい。たまには自分へのご褒美もいいよね??誰か、いいと言って〜
クレジットカードの請求が来るまでは、心からこの美しさを楽しもうじゃないの!毎日頑張って働いてるんだし、支払いはきっと、なんとかなるはず…江戸っ子気質の私は、こうした清水の舞台から飛び降りるような買い物をたまにしてしまうのであります。
10月初めだというのに、外は雪。「こんな天気でもフィンランドの保育園では子どもを外で遊ばせるなんて、正気じゃない!今日は保育園休ませるっ!」とギリシャ人の夫。冬はまだ始まったばかりなのに。
こんなに嬉しいのは、育休を終えて、仕事復帰して、経済的な自立ができたことへの充実感もあるのかな。モノで心が豊かになるとは思えないけれど、久々に満たされる気持ちは、キャンドルの温かい灯のおかげもあるけど、自立の喜びも大きいのかも。
あぁ、なんて美しいの!
海っぽい我が家のインテリア、寒々しく感じられてきたかな…。