キャンピングカーの旅3日目にピレネー山脈の町、フォア(Foix)のキャンプ場にたどり着きました。

道中はずっとぐねぐねした道を運転、何度か通ったトンネルも5km以上あったりと、山脈にいるのを感じます。

そして走行中、キャンピングカーを見かけることが多くなりました。

↓うちのキャンピングカーを含め、3台並んだ!!


たどり着いたキャンプ場にはプールがあり、暑かったこの日は芋洗い状態でした爆笑


このキャンプ場から市バスで10分ほどの場所に、中世の町があります。古代ローマ時代からの歴史を持ち、13世紀はじめには貴族が住み、お城を築いていたという町。お城自体は中世に建てられましたが旧市街の建物はそれほど古くなく規模も小さくて、マヨルカ島の旧市街の方が趣きがあるなぁと思いましたが、美しい町でした。








町の真ん中にそびえ立つフォア城を見に来たのですが…


石畳みの急勾配をベビーカーを押して登るのはかなりきつく… 子どもは途中から歩かせましたが、ベビーカーのブレーキは壊れましたもやもや


中腹から見た景色はオレンジ色の瓦屋屋根が美しかったです。吹く風もとても心地よくて、しばし休憩。


せっかく息を切らして、ベビーカーまで壊して登り、入場料も払ったものの…

2つそびえ立つ塔の中はせまい階段で、小さな子連れにはハードル高すぎえーん 


暑い中、目の前の塔を呆然と見上げるだけでお城を後にすることにしました宇宙人くん 

…と、その時、聞き慣れた言葉が聞こえてきたのです。そう、日本語日本 日本語が聞こえると思わず話しかけてしまう私ですが、ここでも然り。日本人男性1名と女性2名は、フランスのトゥールーズに滞在中、フォアに電車で日帰りの旅にいらしたのだとか。トゥールーズは私たちの次の目的地でもあり、色々と情報を教えていただきました。

フォアの中世の町も思い出になりましたが、ベビーカーや子連れにはあまり楽しめない場所だったというのが正直な感想です。

それよりもキャンプ場の裏にある大きな池で、子どもと水鳥にパンをあげたことの方が、大切な思い出になりました。


そもそもかなりの低血圧の私は、朝すっきり目覚めることが少ないのです。でもここでは池のほとりをのんびり歩いたり、水鳥にパンをあげたり、カフェでゆっくりコーヒーを飲んだりして、自然の中でゆっくり体の目が覚めるのを感じる感覚を味わえました。これはお休みならでは。

明日も水鳥にエサをあげてから、トゥールーズに向かう予定です。