しばらく寒い日が続いていたマヨルカ島ですが、ようやく晴れて春らしくなりました
ところで、赤ちゃん連れで歩いているとマヨルカ島の人たちはよく話しかけてくれるのですが、ちょっとびっくりしたことがありました。南欧の人の子ども好きはヨーロッパ内でも定評があります。たいてい話しかけてくるのは女性で、この日も「かわいいですねー」と女性が話しかけてきてくれたのですが…次の言葉が「あなたはこの子のベビーシッターさんですか?」
日本にいたときは、お天気について不満を言うことはあまりなかったけれど(そりゃ、「暑すぎるからストッキング履いて満員電車で通勤はイヤ」とかはあったけれど)、まぁ暑い日や寒い日があって当たり前だと思っていました。が、ヨーロッパに住んでから、スウェーデンやドイツからお天気のためにマヨルカ島に移住するとか、仲良しフィンランド人ファミリーも定年後イタリア移住を計画していたりと、天気は人の住処まで左右するものなのだと知りました。そして北ヨーロッパの人々は、本当にお天気に関してよく文句を言います。
以前住んでいたフィンランドやドイツで、我がギリシャ人夫も「寒くて暗くて、ひと冬住むのはムリ…」と、冬の間に太陽を浴びにドミニカ共和国まで行っていたのでした 私も毎年11月と4月に太陽を浴びに一時帰国していましたが…。
寒いフィンランドで寒いのはともかく、年間快晴日300日を誇るマヨルカ島で寒くて雨が続くのもつらいものでした。が、ようやく晴れ
しばらく行けていなかった公園、公園沿いの道も明るくて
あっ…頭の寝ぐせが
春ってやっぱりいい季節 日本の桜は見られないけれど、ミモザの花が咲いていたり、イチゴが出回ったり、地中海が美しかったり。ここならではの春を楽しみたいです
…って強がって見ても、最近日本の友だちが送ってきてくれる桜の写真、何度も見てしまう。この時期はねぇ…何万、いや何百万の在外日本人が日本の桜に思いを馳せているんじゃないかなぁ。
元同僚のYさんが送ってくれた会社近くの桜並木。日本の桜、美しいね
ところで、赤ちゃん連れで歩いているとマヨルカ島の人たちはよく話しかけてくれるのですが、ちょっとびっくりしたことがありました。南欧の人の子ども好きはヨーロッパ内でも定評があります。たいてい話しかけてくるのは女性で、この日も「かわいいですねー」と女性が話しかけてきてくれたのですが…次の言葉が「あなたはこの子のベビーシッターさんですか?」
…
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そりゃ、生まれてから一度も私に似てると言われたことはない。我が子ながらつくづく似てないなあと思うことがある。かといって主人に似ているわけでもない。春の陽射しで、髪の毛の色がどんどん明るくなっていっているから、遠目に見ると日本人に見えにくい。
でも…れっきとした「私の子です」
しかし他人から見ても、やっぱり似てないんだなぁと複雑な気持ちになったお散歩の帰り道でした。