マクロビオティックとの出会いから10日間。マクロビオティックを実践していらっしゃる方のブログを拝見したり、本を読んだり、ビオのお店(自然食品やオーガニックにものを扱うお店)を覗いてみたりして決めたこと。
こんな妥協だらけのマクロビオティックでも、これまで作ったことのない料理に挑戦するのは楽しいものです。そして毎日でなくても、週に1、2回デトックスのつもりで本当のマクロビオティックを取り入れてみるのもおもしろいかなと思います。もう少し研究をしてみよう。
楽しいと思うものを取り入れてみよう!
そうでないと続かないので、たくさん妥協をしながら、まずは取り入れられそうなものだけやってみることに。私がマクロビオティックを取り入れるにあたり妥協もしくは逸脱する点は下記の通り。
妥協点その1
そもそもヨーロッパ、それも何でも揃うロンドンやパリといった大都会ではなく、マヨルカ島というリゾート地にいると大豆製品をはじめとする日本のものが簡単に手に入るわけではありません。
それでも、健康食に意識が高い(人が多い)ドイツからの移住者が多いためか、ビオのお店が比較的多いのはありがたいこと。お客さんの多くがドイツ人だったりしますが、ドイツからのお豆腐と、薄い厚揚げ(もしくは厚い油揚げ)を発見できたりします。が、大豆製品って探してもあまりないから動物性タンパク質で補うことに…妥協点5に続く。
さらにマクロビオティックでは勧めていない電気調理器、ヨーロッパでは一般的です。今住んでいるアパートも然り。私自身も日本のガス調理器の方が好きですが、賃貸アパートの調理器具を自費で変えるのもこれいかに?…というわけで、そうだよねー、私だってガス調理器がいいよ、と思いながら妥協。
妥協点その3
コーヒー、お砂糖は節度を持ちながらやめない。マクロビオティックの本ではコーヒーは体を冷やすため勧めていませんが、他の本にはコーヒーの香りにはリラックス作用がある、と書かれていたり。私自身コーヒーは身体にあまり合わないのか、飲んだあと胃が痛くなることがあるのですが、香りは大好き。特に1日の終わりにちょっと甘いものと一緒に飲むコーヒーはご褒美です。これは妥協点というよりも逸脱点ですね。
ママ同士で集まって子供たちを遊ばせるプレイデートも、赤ちゃん用おやつだけでなくママたちも楽しめるちょっとした甘いものとコーヒーを出しておしゃべりするのも、楽しいひととき。
先日我が家でのプレイデート。
乳製品やトマトを摂ることは勧められていませんが、ギリシャ人の主人からヨーグルトやフェタチーズを取り上げることはできません(断言)!日本人の私からご飯や味噌汁、大根を取り上げるようなものです。これじゃあ家庭不和になっちゃうよ。ギリシャ人のご飯にはヨーグルト、フェタチーズ、トマトはオリーブオイルと同様必須なのです。
妥協点その5
お肉も魚も卵も食べる!これって全然マクロビオティックじゃない・苦笑。
私たち夫婦はもともとステーキのような肉の塊を食べることにあまり興味がなく、お肉を食べるにしても少量。それでもお肉を食べたときは胃に負担がかかる気がして、消化を助ける(ような気がする)ため食後にプチトマトを1パック完食してしまう私←ますますマクロビオティックじゃない。今は子育て中で体力勝負、体重も体力も減るのは好ましくないので、肉、魚、卵は継続。
そんなわけでどこがマクロビオティックなんだかわからない、妥協点というよりも逸脱点いっぱいながらまず試してみたのは玄米食でした。一晩お水につける、圧力鍋で炊くなど手間がかかるのですが、普通においしくてこれは続けられそうです。もうすぐ1歳半になる息子は、玄米が大好きで他のものをいっさい食べなくなってしまったほどです。
さらに試したのは小豆かぼちゃ。小豆とかぼちゃを一緒に炊く、というもの。ちょっと甘くしたくて、はちみつを投入。これも逸脱かしら。う〜ん、見た目がわるい…。
こんな妥協だらけのマクロビオティックでも、これまで作ったことのない料理に挑戦するのは楽しいものです。そして毎日でなくても、週に1、2回デトックスのつもりで本当のマクロビオティックを取り入れてみるのもおもしろいかなと思います。もう少し研究をしてみよう。
この記事、マクロビオティックってハッシュタグつけるのはサギかしら…。