断水生活2日目の今日。


朝は湯たんぽに入っていた水を容器に入れて顔を洗う。

子どものご飯のために茹でたパスタの茹で汁は捨てずに容器に溜める。トイレを流すのに使える!

ご飯はお米を洗うのに水が必要だから、今日もお預けかぁ。日本ならサトウのご飯とかあるのになぁ。

飲みかけのお茶も、もったいないから茹で汁と一緒に容器に溜めておこう。

うちのアパートは普段から温かいお湯が出るまで結構な時間がかかるので、たまにシャワーの水を容器に溜めてはバルコニーの植物にあげているのですが、その溜め水を発見!

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主人はこの水を沸かして大きなタッパー(桶の代わり…)に入れ、少し冷ましてから髪を洗って出社。私の長い髪はムリだな。

子どもの哺乳瓶に残っていた水やら、コップに残っていた飲み水をかき集め、離乳食用のスプーンを洗ったり、果物を洗ったり。わずかな間だと思えば、なんとかなるものです。こうしてみると、普段いかに水をふんだんに使っているかがわかります。私の場合はずっとこんな生活が続かないとわかっているのでなんとか乗り切れますが、砂漠に住んでいる人たちは大変だろうなぁ。

数年前にサハラ砂漠に行ったとき、飲み水を持参するよう言われました。砂漠泊は一泊でしたが、どのくらい持って行ったらいいのか皆目見当がつかなかったことを思い出します。生活用水なんて一体どれだけのものなのか、もっとわからないけれど、相当の量だろうな。

私の生活は工夫をすれば何とかなるレベルなんだから、と思いながらもしばしの間でも断水生活は疲れてしまい、友だちに誘われるままにカフェへ。帰りに見た夕焼けはとてもきれいで、「断水生活がんばってるね」と誰かに労われたような気持ちに。

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家に戻ると、水道から水が出るようになっていました。シャワーの水はなぜだか黄色いけれど、他の場所の水は使えそうです。ありがたい〜!水道管を修理してくれた方、ありがとう!しかしどっと疲れが出ました。

仕事から帰ってきた主人、パスタの茹で汁やら湯たんぽに残っていたお湯、飲み残しのお茶やらを入れた容器を見て、「なに、この水?!」と仰天。「あ、これはね、今晩も水が使えなかった場合のバックアップ。茹で汁とか、いろいろ集めておいたの。」と得意げに言いましたが、あっという間に流しに捨てられてしまいました。

さてさて、たまっていた洗濯と食器洗いでもしますか。