先月乳腺炎になった時、マヨルカ島のお医者さんや病院に不慣れな私は、どのお医者さんで見てもらえばいいかわからず、子どもを連れて行っている小児科医に電話して相談したのでした。

スペインでは公立の病院に行くのが一般的なようですが、EU以外の出身者が公立の病院に行くには滞在許可が必要。息子のギリシャ(EU)パスポートや私の滞在許可がおりる前から病院に行き始めたため、また私がスペイン語ができないことから、私立の病院に行くようになりました。

パルマの私立の病院はドイツ人のお医者さんが多く、ドイツ語、英語、スペイン語の三ヶ国語で対応してくれ、自分の専門でないと他のドイツ人医師を紹介してくれたりと、何かとありがたいのです。乳腺炎になった時も小児科医の先生に婦人科を紹介していただき、婦人科の先生が処方してくださった抗生物質で完治したのでした。

先日息子の定期健診で小児科医の先生に会った時、「先日はありがとうございました。○○先生に診ていただき、完治しました。」と言うと、「抗生物質を処方してもらったわよね?プロバイオティクスは飲んでいる?」と聞かれました。

プロバイオティクスとは、抗生物質によって生まれた耐性菌に対し投与あるいは摂取する善玉菌のことだそう。乳酸菌、納豆、味噌などにも含まれているそうです。…というのは、後でウィキペディアで知ったのですが。

ホメオパシストでもあるドイツ人の小児科の先生は、なるべく薬に頼らず自然治癒力を高めることを優先するところが私が好きな点でもあります。もちろん、薬に頼る必要があれば仕方ないし、薬で治るのであればありがたい。でも本来体がもつ免疫力や自然治癒力を高めていくことで病気を防げたり、強い体質を作れるのならいいなぁと思います。

「抗生物質は1週間飲んだのね?4、5ヶ月体に滞留しているから、プロバイオティクスを60日間毎日飲んでくださいね。」とのこと。「飛行機に乗るときはスーツケースに入れて、到着したらなるべくすぐに冷蔵庫に入れてくださいね。」…乳酸菌や納豆菌みたいのがウヨウヨ詰まったカプセルだから、温かいとさらに繁殖してカプセルを打ち破って出てきちゃうのかしら?!という気持ちが悪い想像を打ち消し、スペイン、ギリシャを経由して持ってきたカプセル。

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ウィキペディアによると、ぬか漬け、キムチ、ヨーグルトにも含まれているらしいです。発酵食品て、すごいなぁ。とりあえずカプセルを飲みつつ、キムチやヨーグルト、味噌で強力な体質を作ろう!