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「船井流経営法」は、「包み込み経営法」とも呼ばれています。「包み込み」とは相手の持っているあら

ゆるものを自分も持ち、相手が持っていないものも持つこと。要するに、すべての善悪をも受け入れて包

み込むことです。包み込むことで、自分の心の中にあるエゴ的な気持ち、否定的な気持ち、意志の弱さな

どのマイナスな感情や思いが薄れてきます。一方、他人を受け入れて、感謝して接することもできるよう

になるため、心が大きな魅力的な人間に成長できて、人からも慕われるようになります。そして、その包

み込みの発想を一人ひとりの心がけで持つことでその気持ちが伝播し、世の中によい影響を与えます。包

み込みを一人ひとりの心がけで行うことで、自分も、他人も、世の中も良い方向へ変わるのです。そのた

め、私は包み込み法を仕事ではもちろん、日常でも実践してほしいと考えています。まずは過去にあった

ことすべてを善と思い込んでください。過去を土台として未来に生きるようにするのです。そして次に、

他者をすべて肯定してみてください。たとえば、自分のことを悪く言っている人がいるとします。しか

し、ここで悪口を言われた事実、悪口を言っている人そのものを包み込み、自分の悪いところ、そしてそ

の人が悪口を言う気持ちを受け入れ、むしろそのことに感謝の気持ちを持つのです。そういう気持ちは、

大きく強くなるきっかけをつくります。また、包み込み、感謝して人と接することで人との関わりが深く

なります。(週刊フナイFAXより抜粋)