次の日の朝ご飯。
ズッキーニの揚げ焼きのムジュベルなど。
朝から油たっぷりですが
朝ご飯は
好きなものをちょこちょこ
食べれるので
このスタイル好きです。
この日はOtağıという
個性的なカフェに行って来ました!
このカフェの面白いところは
テント(バカ暑い)の中で
コスプレできるところ!
これがまたハマる!
これを見てトルコ人たちは
「映画で見た❗️」と
あまりのハマりっぷりに
大騒ぎ!
イーサが俳優さんと
写真撮ってもらってるみたいに
写ってる!
女性用のコスプレもあり。
小道具も充実。
途中から小道具で遊び出す始末。
ただ中がめちゃくちゃ暑いので
奥さんは熱中症みたいに
なっちゃいました💦
写真撮影後は
外のカフェ(鶏など家畜がいるエリア)
でドリンクを飲んだり出来るが
この衛生的に微妙な環境は
好き嫌いは分かれるかも💦
匂いもあり。
ここでオスマンルシェルベティやら
これまた個性的な自家製ドリンクが
飲める。
味は…これまた好き嫌いが
分かれる強烈さがありました。
カフェを出て
マラティア市内のモスクへ。
中は広く美しいモスクでした。
モスクを出て
またカフェへ。
その日は私が誕生日だったのを
私も忘れていたのだけど
妹が覚えててくれて
チョコケーキをサプライズで
プレゼントしてくれました!
甘そうなのに、これが
めちゃくちゃ美味しかった!
日本のケーキみたいに
甘過ぎない!
だいたいトルコのケーキは
激甘で美味しくないけど
最近流行りのカフェのケーキは
甘さ控えめで美味しいですね💓
友人の旦那様は水タバコを体験。
アロマ的な感じとか。
帰ったら夕食。
いよいよマラティア最後の晩餐。
マラティア郷土料理の
アナルクズル
(ひきわり小麦粉と肉のキョフテ)
と
ラフマージュン
(ひき肉ピザ)
と
ピラフやヤプラックサルマも。
メインがいくつもあって
ついつい食べ過ぎちゃいました。
お母さん、頑張ってくれましたね。
ウチが好きなものばかり!
実はこの夕食中にも
再びそこそこの規模の地震があり
そのせいで
早めに田舎の家に行きなさいと
促される我ら。
最後の夜だから
私は田舎の家には早く行きたくなかった。
なんかもう
寂し過ぎて
ここを離れたくなかった。
とはいえ
皆の疲れもあり
暗くなる前に田舎の家に
送られた我々。
車窓からの景色。
いよいよ見納め。
田舎の家の杏畑
田舎の家は1番近いご近所さんまでも
数百メートル離れているのだけど
最終日なので2軒挨拶周り。
どこも夜は外が気持ち良いので
外にソファや座るスペースがある。
またブドウ棚も。
約1ヶ月の旦那の家族との生活も
いよいよこれでお別れ。
不便だったり
天災に怯えながらの生活は
日本では「当たり前」だと
関心すら持たない日常の有り難みを
肌で実感させてくれる。
エザンの音を聞きながら
毎日無事に過ごせた事を神様に
感謝しながら送る日々。
本当に
幸せを実感した日々でした。
トルコに来て良かった。
旦那にとっても
家族とここまで一緒にいたのは
10年ぶりくらいだと思うけど
やっぱり家族と過ごすと
いろいろ思い出して
離れるのは寂しいね。
旦那は長男だし
お父さんの杏畑を継ぐ意味でも
いつかここに移住かな
と思ってはいたのだけど
このブログを書いている9月現在、
この家はもう壊されて
なくなってしまいました。
8月末に政府が取り壊しにきて
今は更地になったようです。
またここに家を再建する予定も
土地や家など
様々な問題により
手放す可能性も高くなってきました。
この土地は
ウルジャーミーっていう
歴史的建造物のモスクの
ほぼ隣にあるので
政府としては
この辺り一帯を買い取って
綺麗に整備して観光地化したいんじゃ
ないかな、と
思っていたら
実際にそういう噂もあるとかないとか。
その為に壊されたんじゃない
とは思いますが、
例えば、マラティア市内も
中心地だけ見事に更地になっていたり。
本当に中心地にあった全ての建物が
崩壊したり
アールハサール(重度の損壊)
だったのか?
復興にあたって
再開発を見込んでの解体計画が
あったんじゃないかと
街を見て思ったのでした。
ともかく
このマラティアでの実家生活は
もう2度と送れないかもしれないから
今回壊す前に来れて良かった。
と、
同時に
田舎での自給自足生活に慣れてる
お父さんお母さんが
ここで住めなくなる事を考えると
やっぱり心苦しい。
今は遠く離れた場所で
経過報告を聞くことしか出来ないけれど
お父さんお母さんが
またこのように幸せな生活が
送れる環境が取り戻せるよう
願うばかりです。

にほんブログ村