1月8日、雨。ホテルで昼過ぎまで爆睡してから宗右衛門町のプラスワンウエストへ。

この日のスナック東雲は、大阪店では初となる椎名編集局長による司会進行。ゲストは2組。

 

いつの間にか、スナック東雲ではママらしく着物を着るのが慣例となった。(夏は浴衣)お陰で、自ら着付けるのにも大分慣れて来たわ。洋装に比べると合わせる小物も多いので、コーディネートが楽しくもあり難しくもある。

この日はお正月に掲載した和装写真と同じ装い。パンダの帯留めは、和装のプロフェッショナルとして普段お仕事をされて居るオニャノコ胞子がプレゼントしてくれたもの。

さて、ゲスト陣との打ち合わせも済み18時30分、開店。
お一人目のゲストはライターでありABCラジオでレギュラーも持つ鈴木敦史氏。
椎名さんが来場客に向かって「よなよな〜なにわ筋カルチャーBOYZ〜」お聴きになってる方居ますか?と尋ねるも非常にしぶ〜い反応。めげないで!スーさん!!

今回はキノコホテル創業10周年に合わせて、これまでの歩みを振り返る主旨。
スーさんが語るキノコホテルとの馴れ初めや懐かしのエピソードはワタクシが忘れて居たようなものも多く、椎名さんとの掛け合いも初めてとは思えない絶妙なテンポ感で、ワタクシすっかり安心し切ってお酒が進んでしまったわ。始めは遠慮がちだった毒舌も次第に冴え渡り、最終的には嬉々とした表情で「クソ◯◯」を連発。流石、芦屋のお坊ちゃんだわ。
ちなみに彼は当初、第1部のみ出演の予定だったにも関わらず結局壇上に出続け、最後の会場内打ち上げでもスパークなさっていました。初登板にしてすっかりスナック東雲大阪支店の顔となったスーさんのラジオ、皆聴いておあげなさい。

休憩を挟んで第2部のゲストは初代従業員(電気ギター)のシャルロット御前崎嬢。
彼女はキノコホテル退社後暫く経ってから結婚し、大阪に移り住んで今に至るのである。
古株胞子達ならお解り頂けると思うけど、OGを呼ぶだなんて前代未聞な訳。我ながら思い切った決断だったけれども、出会いから例の川崎事件を経て断絶して行くまでの流れは本当に今だから笑いながら話せるのであって、月日の流れにはひたすらしみじみさせられる。
去る者追わずの精神でずっとやって来たけれど、今では良いお友達としてお付き合い出来るようになった彼女には感謝して居るの。(ネッ、めちゃんこ良い話でしょ)
その後シャルロット嬢とは壇上でスパイダースの「バン・バン・バン」を歌い踊り、店内はほっこりモードに包まれたのでありました。

愉快な時間はあっと云う間、ぼちぼち終電を気にするお客さんも出始めたのでスーさんや椎名さんがお開きに持って行こうとするも結構な人数が一向に帰ろうとしないものだから、じゃあもっと飲みましょうと云う事でそのまま店内で打ち上がることに。これも普段はやらない事なのだけど今回は特別。
最終的にお店を出たのは1時とか2時くらいだったんじゃないかしら。
開店から6時間以上も経過していた事になるわね。
だってスナック東雲ですもの。そんじょそこらのトークショーとは違うわ。


ではまた、ご機嫌よう。