金環日蝕と新月の今日はお休みです。
ずっと前からこの日を大事にしたくて、仕事は入れなかった。
鏡 リュウジさんの「占星綺想」という本の中に、
体にズシンときた、というような内容で、鏡さんの日蝕体験が書いてあり、へえーっと思った。
それで、太陽の観察というより、日蝕を体感したいと思った。
6時に起きて、ベランダに出て過ごす。
犬がいつもより吠えている。
ドーン と、どこかで鳴っている。 鈍い音だけど、何度か空に響いた。
主人は、誰かがドアを閉める音じゃないの?というけれど、聞こえるのは空の方。(だと思う)
7時16分。食の始まりの方。 太陽と月の結婚?と思った。
雲間からのぞく大きな目玉みたいだ。
7時33分。 ピンホールで見た金環日蝕。
東京で見れる日蝕の中心タイムは34分だから、ほぼ真ん中。
わーっという、近所の子供たちの歓声。
7時43分。 食の終わりの方。 隠されてた太陽が姿を現す。
神道では、天の岩戸開きといわれるらしいけど。
その後、9時くらいまで日蝕が続くのだけど、町の気配がし~んと静まり返ってる。
鳥も鳴かない。
氷河期が来るのか?みたいな寒さ。
急に冷却されるんですね。
途中、朝ごはんを食べる。
いつもと同じ食器なのに、グラスやコーヒーカップがクッキリハッキリ見えて不思議!?
でも、食べようとするんだけど、眠くてしょうがない。
普段は一度起きたら、絶対眠くならないのに!
磁場だ。と思った。
自分ではコントロールできない磁場で眠気に襲われる。
最近よく、居眠り運転の事故が異常に多いけど、磁場が影響してるのでは?
と、ふと思った。
たまらなく眠いので・・・。
ミイラにたいに、シーツをすっぽり頭からかぶって床に寝た。
この時間が重要だったみたい。
いつもと違う磁場に体を調整、調律しているような・・・。
そして思いがけずダウンロードタイム!
何か、ハッキリとした!
「金環日蝕の日は、魂の使命が降ろされる」
星の会で、小泉マーリさんから聞いてはいたけれど、
大それたものではないにしろ、
目前にあるものの目的がはっきりした。
きれいなレッドが感じられた。
赤と青。原初の色。
パッと目を見開き、目覚めたら、9時03分。
日蝕の終わりの時間だった。
鳥が鳴き、町に生気が戻ってきた。
ひとり一人に目覚めが起こった。