病気の動物を盾にお金を集めている・・

動物が病気であることが利益を生む。

人々が寄せ合う同情心

「可哀想」という感情の副作用。

可哀想な動物を助けたいと思う行動が

その看板の裏の人間の

私腹を肥やすサイクルに貢献しているとしたら

可哀想な動物が暗に量産されていくことに

加担することにつながるかもしれないのです。

安易な寄付が助けるはずの動物達を

さらに追い詰める現実招くこともあります。

病気の動物がお金を生む。

寄付が一般化されてきたものの

ドネーションリテラシーの学びがなければ

善意の悪用や搾取は

慣例の名の下に広がり続けていくでしょう。

そもそも、真摯に動物と向き合うことは

お金をかけて高度医療を施すこととは少し違うような気がしています。

大前提として自然界にない医療を動物に施すことは不自然なことであり

その適用の範囲は、人間の感情ではなく

命の摂理に則ってしかるべきものであると思います。

行き過ぎた医療は、動物実験のそれと

なんら変わらないものになっていくと思います。

性善説で愛護を語る時代はすでに終わっています。