どこまでも続くコントラストを眺めながら、

 

ふと、ノスタルジックな気持ちになる。

 

 

この感覚は嫌いではないが、

 

あの日に帰りたいなんて想う自分が少し嫌いだ。

 

 

私の胸につき刺さったロンギヌスの槍は、決して抜け落ちることはないだろう。

 

 

ならばそのまま行くのみなのだが、時々この胸の傷がうずいてね。

 

 

やはりこの胸にロンギヌスの槍が刺さっているのだと実感させられるのさ。

 

 

 

このノスタルジックな感覚が、哀しみを呼び起こすのだろう。

 

 

 

時におもいっきりノスタルジックに浸って、

 

 

思いっきり泣いて、

 

 

泣き崩れて、

 

 

とことん後悔すればいい。

 

 

 

きっと、その未熟で恥ずかしい自分の後悔が胸に刻まれているから、

 

 

今の優しい自分があるのだから。

 

 

 

 

涙枯れるまで泣いたら・・・

 

 

 

笑おうかな。

 

 

 

明日が、またくる。

 

 

 

 

 

                                ルルーシュ・ランペルージ