チャンネルNECOにて「海賊とよばれた男」鑑賞しました~
現在の出光興産(株)の創業者・出光佐三氏をモデルにした作品
2時間25分という長尺なんですけど
様々な展開と感動であっという間~
明日起きれるかしら~と心配して見始めたけど
とってもいい映画でした~
ストーリー
戦後、主要燃料が石炭だった時代、
北九州・門司で石油業に乗り出していた国岡(岡田准一)
国内他社や組合、欧米の石油メジャーなどが壁となり
事業が行き詰まることもあったが
型破りの行動力と自社社員(店員)を大切にする姿勢で
常に新たな道を切り開いていった
しかし石油メジャーから敵視され、全ての石油輸入ルートを封鎖され
絶対絶命のピンチに自社巨大タンカー「日承丸」を建造
イギリスが実権を握るイランへ直接仕入れに向かわせた
国岡はイギリスの圧力にあえぐイランを自身の窮地を重ね合わせていた
20代の若者から、青年、60代くらいまで岡田くんが1人で演じていた~
どの年代もきちんとその歳に見えて素晴らしい演技と特殊メイクもすごかった~
国岡が店員のことを家族と呼び、会社の2階に下宿させて大切にしていて
とても良い社長さんだなと思った~
こういう文化(社長の家に新入社員が下宿するという)は今はありえないのかもしれないけど
こういう文化が日本を作ってきたんだよね。
逆境に次ぐ逆境でも店員を大切に思い、
店員と共に熱い気持ちで立ち向かう姿がとても感動的だった~
私もこういう社長さんに出会っていたら、
もっと仕事が楽しかったろうな~なんて考えてしまった~
仕事の現場ってリーダーがとても大切だよね~
石油が売れないなら売れるとこへ持って行けばいいとか
船がないなら作ってしまえばいいとか
とてもシンプルだけど誰もが考えつかないようなスケールのことを
やってのける熱意にずっと感動しっぱなし~
題名からもっとハチャメチャな人かと思ったら
熱いだけ、の男の話しでした~
仕事はさておき女性の立場からこの人の家庭を見て、、、、
最初の奥さん(綾瀬はるか)はちょっとかわいそうだったかな。
子供はいなかったけど仲良く添い遂げた~という方が
ドラマティックでもっと好感もてたけど、
実際これだけの企業となったら後継とかいないと
これまた大問題になっちゃうわな。と
現実的な感想を最後に抱いてしまった~