今年読んだ本の中で最も興味の湧いたものがこれ!
うちの協会でもお世話になっている先生もラボのメンバーということでお知らせを頂き読み進めるとめちゃくちゃ面白い!
なぜ私たち人間は朝に起きて夜に寝るのか。ミステリーに迫る名著です。
・たった2mm未満の視交叉上核が,生体リズムをつくるが、各臓器に全て連動はしてない。
・光により視交叉上核が刺激され、交感神経が副腎に時間情報を伝えている→副腎皮質からホルモン(糖質コルチコイド)により全身へ情報が渡る→細胞が朝だと気づく
・糖質コルチコイドの受容体は全ての臓器にある
・細胞分裂も24時間を刻んでいる。で、細胞分裂は朝に起こる
・肝細胞の独特性
・時差ぼけの正体
・ショートスリーパーって?
などなど、医者のお友達にも、当協会のメンバーやお弟子さんにも、不眠で悩む方にもみなさんにも読んで頂きたい一冊。
著者の岡村先生のプロフをみるも、そもそもがめちゃくちゃ面白い方!
文章も分かりやすくて、優しくて、人柄がバーン!とでてていてすごくいいです。
ラボの様子も垣間見えて面白い。
いつかお会いできるのが楽しみです。
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