数日前からポーランドへ来ています。
クラッシュ＆ビルドの旧市街は世界遺産。
※↓お借りした画像
数日前まで、王宮広場にウクライナ戦でウクライナが落としたロシア戦車が２機展示されていたようですが、一歩遅く見ることができませんでした。画像はこちらのニュース記事からお借りしました。
王宮広場では、ウクライナ難民の高校生たちが募金活動をしています。
「日本すごく憧れの国なんです！街は綺麗だし、人はみんな優しい。本当に好きな国。あなたは日本についてどう思いますか？」
「アニメ、漫画も好き？」
「あはは！もちろんアニメも！」
ウクライナからの難民で募金活動をする高校生たちとお話ししました。
彼らは激戦地ドンバスが故郷です。戦争が始まってすぐに母親とポーランドに避難して4ヶ月が過ぎます。
ポーランドで学校へは行けていません。
「今自分たちにとって重要な仕事は、この活動を通してウクライナのことを周知すること、そしてウクライナを支援することだと強く信じている」と力強く話してくれました。
みんなのお父さんたちはウクライナに残り兵士として戦っています。
避難してきたお母さんは、ウクライナでナースをしていたり、会社員をしていたりでしたが、ポーランド語を話せないので、ポーランドで定職に就くのが難しいそうです。
「ウクライナのお家に帰りたい？」
投げかけると、みんな揃って
「I don't know」
と大きなため息を何度もつき、目にうっすら涙を浮かべる。
祖国を思うと、出るのはため息と涙。
「もうお家も壊れていると思うし、帰るなら家を建てなくちゃいけないけどそれも難しいと思う。分からないけど、、、。」
みんな故郷を離れ、それぞれ他の国で生きていかなければいけないという覚悟があるようでした。
彼らはこれからこの悲しい現実をどう受け止めて生きて行かなければならないのでしょうか。
思えば思うほど、胸が苦しくなります。
最後はみんなとGood luckといいながらハグ。
強い太陽の日差しと、彼らの熱量に目頭が熱くなりました。
追記.
窓辺にウクライナ🇺🇦国旗と共に
「ベラルーシへの除外をやめろ」
とある。ポーランドは最大のウクライナ難民受け入れ国。
溢れる難民へのサポートの限界、隣国への促しなど様々な問題を抱えているのも事実でしょう。
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