原作の小説は読んでいないけど…
現代の女子高校生が終戦間近の特効基地の町へタイムスリップするお話。
水上恒司くんはこの時代の役にぴったりだよね。今の朝ドラとかぶっちゃうよね。
あの瞳の強さと少し舌足らずな話し方が結末が見えているのだけど、切なさを増幅させる。
福原遥ちゃん演じる百合が、思春期の反抗心と正義感が強くてハラハラしちゃう。その時代だと言っちゃダメって分かるよね?う~ん、なんだかなぁ。。
でもそれでも、やはりこの時代にこの映画を作る意味、観る意義はあるのだと思わせてくれる良作でした。
同僚隊員の伊藤健太郎くん!!そうそう、彼、こういう役ぴったりだよ。
坊主頭も戦闘服も似合ってるし、出口夏希ちゃんとの関係性もこれぐらいが良いと思うわ。出口夏希ちゃんの喋りが苦手だけど、今回は大丈夫だった。
松坂慶子さんの包容力。もうこういうの適任だし、彼女以外見当たらないよね。
そして。
エンディングの福山雅治の『想望』
歌詞がエンドロールのなか、手書き風に縦書きで写されていて。
ここまでが、この映画の台詞なのだと思った。映画を見てから聞くと違う歌に聞こえた。やはり福山雅治素晴らしい!