雨降りの毎日です
生徒さんを送り出す時、
玄関を開けるたびに
「雨降ってなければいいのに・・・」
と思います
今年もオーディションの季節がやってきました
そのオーディションとは・・・・
毎年この季節に行われる
近隣小学校の音楽会のピアノ伴奏です
今日もMちゃんが伴奏役をゲットしてきたとの
嬉しい報告がありました
かなりの競争率を勝ち抜いての2年連続のゲットです
そして、他の学年でもオーディション待ちの生徒さん数人・・・
ところで・・・
毎年、この決め方に問題あって
(私も毎年のように保護者の方を通じて学校に意見してました)
近隣小学校の一つは
2年程前から全学年、先生が伴奏されることになりました
その問題とは・・・
楽譜渡して3日後ぐらいに
「オーディションします」って言われるのですから
たまったものではありません
そして、その選ばれ方が
「えっ 」とびっくりする理由だったりします
・止まらなかった・間違わなかったから(感情移入・表現力より、間違い無しの方が上)
・元気良かったから(それ、元気よく弾く曲じゃないよ )
・去年やってなかったから(それなら最初から言っておいてください)
・オーディションの日までに弾ける子がほとんどいないので(3日で弾けなんて無理なの当たり前 )、結局、オーディションの日、じゃんけんで決めるってことになった(うちの生徒は、土日の集中レッスンに来てもらい完璧に弾けてましたが、じゃんけんで負けて、ものすごくショックを受けてました)
弾きたい子は、「今までこんなに練習したことありません」
っていうぐらいの死に物狂いの過酷な練習・・・
土日丸つぶれ・・・
普通なら、とても3日で弾きこなせられるような曲ではありません
弾きたい子は、本当に弾きたいって思ってますから
他のものを犠牲にして
本当に必死で練習します
そして、オーディションで選ばれなかった時のショックは
そばで見ていて、本当にかわいそうなくらいです
それでも、依然変わらず
同じような決め方でオーディションされるので
生徒は従うしかないし
私としては、何としても伴奏役をゲットさせてあげなくてはなりません
生徒も私も、そして、親御さんも必死です
1番嫌なのは、うちの生徒さん同士で争わないといけない時・・・
本当に複雑です
「どっちが弾いてもいいから
じゃんけんで決めてよ~ 」
という気分です
小学生で、ここまで争う必要があるのか・・・
そして、小学校の先生は、
ピアノ習っている子は
楽譜見たらすぐに弾けるとでも
思ってらっしゃるのでしょうか・・・
その辺りが疑問です
それでも、頑張るしかないので
何となくもどかしくも
必死にお手伝いします