突然やってきたゴール | ネコとり合戦 〜旧ネコチュー的生活~

ネコとり合戦 〜旧ネコチュー的生活~

2009年8月生まれの才猫まりぃさん、
2014年2月に我が家に来たコザクラインコのチャッピー君(2022年3月16日虹の橋へ)
そして2020年2月より家族になったののちゃん&まろ君。
2023年4月には新入生びぃも加わり、
チャッピー君亡き今は再びネコチュー的生活に。

 

こんにちは。

 

またまたしばらく間か空いての更新となってしまいました。

 

9月の前半は予期せぬことに振り回され、

あっという間に時間だけが過ぎていく感覚でした。

 

ここでも何度か父の介護の事は触れてきましたが、

その父が9月の8日(日)、9日(月)と2日連続で

自宅で転倒するという騒ぎを起こしましてね。

 

弟夫婦やケアマネージャーさんとも協議の結果、

安全確保のために緊急入院することとなったのでした。

 

なるべく最後まで自宅で過ごさせてあげたいと

家族総出で可能な限りのサポート体制を敷いてきましたが、

どうしても24時間体制で見守ることには限界がありました。

 

もちろんここまで来る以前より

施設の入居に向けての準備は進めてはいました。

身体が思うように動かなくなってきた以上、

数時間とは言え一人で過ごす時間があるというのは

危険極まりないということを本人も重々承知していましたし。

 

父にも実際に見学してもらった上で

ここなら(入居を希望する)、と納得した施設が

幸い家の近くにあり申し込みも済ませていたのです。

あとは施設が空くのを待つだけという状態でした。

ところが申し込みをした施設に入居する前に前述の転倒騒動が発生。

 

周囲のご尽力のおかげで

施設入居までの間の一時的入院をさせてくれる病院がすぐに見つかり

安全確保のための入院をしたのが9月12日(木)のことです。

 

というわけで

毎週火曜日に実家に通っていたワタシの最後の介護は10日(火)でした。

 

その日入浴をさせてシャンプーをしてあげながら、

数年にわたりこうして父の入浴介助をしてきたけれど、

『これが本当の本当に最後のシャンプーなんだな・・・』

そう思うとホッとするより寂しい気持ちの方が強かったですね。

 

その前の週までは

『夏場の入浴介助ってもう地獄だぁ~~~あせる

下着もTシャツも絞れるほど汗でビショビショなのよ~えーん

着替え持っていくの忘れたら悲劇なんだから~ドクロ

・・・ってとーちゃんにボヤいていたワタシ。


そんなこともすっかり帳消しになっちゃって。

ゲンキンなものです。
 

 

そして父がこの家で過ごすことができるのも明日一日・・・

そう思うとこれまた切なくて。

入院したら退院するときはそのまま施設に入居になる予定です。

もう二度と父がこの家の自分の寝室で休むことはないのね・・・

そんなことを考えながらベッドのシーツを整えていると

どうにも感傷的になるワタシ。

 

 

10日(火)の晩ご飯は、

実家でワタシが作ってあげられる最後のご飯となるので、

何か好きなものを、と考えていたのですが・・・

 

父の所望はまさかのお茶漬け。

チャラ~ン♪

ワタシが作ってあげた最後の晩餐はお茶漬けですよ。

 

そう言えば母に最期に食べさせてあげた昼食も菓子パン。

 

もうワタシって何なんだろ・・・??

 

 

昨今の父の状態を見ていて、

いつ『その時』がきても覚悟はできているつもりでした。

だからこそ後悔がないよう毎回ワタシなりに

精一杯できる介護(生活支援?)をしてきたと自負しています。

 

それでいて人間て強欲なんですよね~。

施設に入居するまで(そうそう簡単に空きが出ないだろうとタカをくくっていた笑い泣き)

まだしばらくの間は毎週父の好きなものを食べさせてあげられる、

あれもこれもやってあげられる、

なんてことをどこか悠長に構えている自分がいました。

 

しかし・・・

ゴールってやっぱり突然来ましたね。

 

母の入院からスタートした親の介護(生活支援)生活。

前半は母、そしてここ数年は父の介護でしたが、

足掛け8年、

2024年9月10日(火)をもってひとまずゴールです。

 

 

これからは病院、そしていずれ転所する施設への面会が

新たなルーティンになることでしょう。

 

 


●大丈夫!そのうちまりぃの介護がまってるから●

 

 

 

 

 

●追っかけアタシも●

 
 
●↑ふたりの片手間にボクもお願いします●

 

 

 

 

●ホクは当分必要ないです!

 
 
鉛筆鉛筆 あとがき 鉛筆鉛筆
 
父が入院してヤレヤレひと段落とはいきません。
長年続けてきた仕事と介護の両立で
自分なりに生活のバランスがとれていたようなのです。
急に父の介護が無くなって楽になるはずなのに
なぜか精神的疲労が前以上に大きいという。汗
 
そしてもう一つ
自然災害のニュースはいつ見聞きしても心痛みます。
どうかおひとりでも多くの方が助かりますように。