• 25 Aug
    • てんこもりな8月

      ここのところ、3週間ほどヨーロッパにおります。文字通り「てんこもり」な毎日で、3ヶ月くらい経ったような気分ですまずは、オランダのオーランド音楽祭にアラウダ・カルテットのメンバーとして参加していました。音楽祭はじめにはコンクールもあり、1次、2次、3次予選、ファイナルが3日間でギュギュッとタイトに行われました。結果は、特別賞その後のマスタークラスやコンサートにもファイナリストとして参加、出演させていただきました!ファイナルの写真↓そんな中、この音楽祭にいらしていたベルギー人キネジセラピストの先生との印象的な出会いがありました。彼は、あの小澤征爾先生に呼ばれて日本にも来日したことのある凄腕スポーツ選手はもちろんのこと、音楽家もたくさんクライアントに持ってらっしゃいます。そんな先生にいただいたちょっとしたアドバイスやマッサージでの体の変化にビックリ演奏家も実はかなりアスリート的な部分を持ち合わせているので、改めて体との付き合い方を見つめ直したいと思いましたさて、その次に向かったのはコペンハーゲン🇩🇰お目当てはコチラ↓N響首席指揮者として日本でもお馴染みのパーヴォ・ヤルヴィ氏率いるエストニア祝祭管弦楽団の初北欧ツアーのコペンハーゲン公演ですこのオーケストラの本拠地エストニアで行われているパルヌ音楽祭には去年から参加していて、元々は今年も参加するはずだったのですが、カルテットの予定と重なってしまい泣く泣く断念せめて演奏だけでも聴きに行こう、という訳で行ってきました!コペンハーゲンをぶらり街歩き↓とここで、想像だにしなかったビックリなサプライズがなんと、飛び入りで演奏会に出演することになったのです。彼らの私への信頼と心意気に、ただただ感激と感謝でいっぱいという訳で、見ると思っていなかった舞台上からの景色 (チボリ・コンサートホール)↓プログラムは、ニールセン:アラジン組曲チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲シベリウス:交響曲第2番でした。パーヴォのとてつもなく自然で明快なタクト、そのフローに淀みなく乗るオーケストラ。このオーケストラの集中力は、小澤征爾音楽塾で体験した感覚によく似ています。舞台上の全員が、そして観客が、尊敬と愛情で繋がり、大きな大きな感動へと昇りつめていきました終演後に、美しきソリスト、リサ・バティアシュヴィリさんと↓次回は、来年の1月のヨーロッパツアーに参加させていただく予定ですさて、ツアーラストのストックホルム公演へ向かうメンバーとの別れを惜しみながらも、私はデュッセルドルフへデュッセルドルフ在住のウィーン時代からの親友との再会にこの笑顔↓作曲家ロベルト・シューマンと妻クララが住んでいたお家のひとつが残っていたので訪ねてみました↓彼らが実際に住んでいたと思われるお部屋には入れませんでしたが、クララがずっと持ち歩いていたというシューマンの肖像画があったり...↓改めて、彼らの生涯に想いを馳せたのでしたライン川↓とても気持ちのいい、お散歩日和でしたさらにさらに、また全く違った内容でてんこもりな9月が続きます次回出演させていただく演奏会はこちら!↓9月6日(水)19時よりサントリーホール・ブルーローズにて、日本を代表する作曲家、芥川也寸志さん、松村禎三さんにフィーチャーしたコンサートです詳細詳細はこちらお楽しみに

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  • 16 Aug
    • 受け取り上手は感謝上手

      今、オランダの音楽祭に参加しています。コンサートなど色々と少し落ち着いたので、久々に内面的なお話をしてみようと思います突然ですが、「感謝すると幸せになれる」、これってホントだと思います。でも「感謝」って、しようと思ってするものでもないと思うんです。何か、または誰かに対して、「ふわ〜っ」とか「ジワ〜ッ」とか、あったか〜い気持ちが湧き上がってくる「ありがとう」「ありがたい」、そんな言葉になってもならなくても、しみじみと感じ入るこの現象が「感謝」ではないでしょうか。ではこの感じって、どうやったら感じられるのでしょう。人のために何かをしてあげることは、小さい頃から「良いこと」として教わってきました。何かしてもらったら、「ありがとう」と言うこと、また、何かお返しをすることも教わってきました。マナー、常識、良識として、私たちはたくさんのことを教わってきました。さて、ここからは私のパーソナルなお話。最近、「受け取る」ことが上手になってきました物でも、想いでも、機会でも。以前は、何か自分にとっていいこと、嬉しいことがあると、それを自分が勝手に感じる自分の価値と比べて謙遜したり、重荷に感じたり、プレッシャーを感じたりすることがありました。また、いただいたものに対して、さらに上回る何かをお返ししないといけないような、脅迫観念なようなものも持っていました。もちろん、いつもではないです。素直に「やった〜」「嬉しい」「ありがとう」って感じられることもありました。でも最近、何かを give (与える)するのと同じくらい積極的に、receive, accept (受け取る、受け入れる) できるようになってきたと感じていますそうすることで何が起きるのかというと、より多くの学び、感動、喜びを感じることが多くなりました。その充足感が、ハートいっぱいに広がりますそして全身で感じる。「なんて幸せなんだろう!」ってこの感覚、言葉で言うなら、そう「感謝」。「受け取り上手」になってきたら、無意識に「感謝上手」になっていました!そんな、ちょっとした気づきのお話でした↓「久しぶりのお日さま〜!気持ちいい〜!幸せ〜!」な写真

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  • 07 Aug
    • NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」放送後記 + 再放送のお知らせ

      昨日放送のNHK-FM「リサイタル・ノヴァ」お聴きいただけましたでしょうか?曲目は、‬プロコフィエフ:バレエ音楽「ロメオとジュリエット」から序奏 (ボリソフスキー編)ヒンデミット:ヴィオラ・ソナタ op.11-4ジンバリスト:「サラサーテアーナ」からタンゴでした。ピアニストは、同い年で初共演の中野翔太くん普段ソリストとして大活躍の彼は圧巻のパワフルさと鋭敏な音楽性の持ち主で、たくさんの刺激とインスピレーションをいただきましたまた、「支配人」本田聖嗣さんとも、楽しくお話させていただきましたヴァイオリンを始めたきっかけ、ヴィオラに転向したきっかけ、ヨーロッパでの生活やマル秘な趣味まで...お上手な進行につられて、たっぷりと。↓初めてのラジオブースに興奮中の私。笑そして最後に、吉田英司ディレクター、ありがとうございました生まれて初めてのラジオ収録で緊張する私を、穏やかにあたたかくサポートしてくださり、心から感謝しております。反省点は多くありますが、マネージャー、エンジニア等、スタッフ皆さまに支えられ、本当に幸せな時間を過ごさせていただきました。再放送は、8月18日(金) 朝 9:20からです!聴いていただけましたら嬉しいです詳細はリサイタル・ノヴァ公式ホームページをご覧ください!また放送前に、毎月開催しているFacebookライブにて、コンサートと録音の演奏の違いについてお話しました。録画をご覧いただけます↓https://www.facebook.com/mari.adachi.viola/videos/2021526964742290/これはラジオとは関係ないですが、4月に演奏したエルガーのチェロ協奏曲(ヴィオラ版)の様子をアップしましたこのコンサートについてのブログはコチラヴィオラ:安達 真理指揮:新田 孝オーケストラ:ニッポン・シンフォニーこのビデオは2017年4月14日に東京芸術劇場にて録画されたものです。録画・編集:福田義博©︎福田義博第1楽章 00:28第2楽章 08:49第3楽章 13:42第4楽章 18:24さて、これからまたヨーロッパです!皆さまも素敵な夏をお過ごしくださいいってきまーす

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  • 10 Jul
    • レスアモとしての幸せな時間

      昨日おとといと、クァルテット・レストロ・アルモニコの2日間連続リサイタル「スパイラル&シークエンス」に、猛暑のなか足を運んでくださった皆さま、ありがとうございましたもちろんハードな日程とプログラムだったので、心身共に燃え尽きた感はありますが、とにかく楽しくって幸せで感慨深い時間でした実は、この秋から一年ドイツに留学するチェロの山澤慧くん。次みんなで弾けるまで少し間があいてしまうのは淋しいですが、それまでの間にそれぞれがどんな時間を積み重ね、どんな新たな色合いを音楽に重ねていけるのか、今から楽しみでなりません本番中、「おじいちゃんおばあちゃんになっても、ずっと一緒に弾いていきたい」と強く思いましたとにかく個性的な4人ですが、それぞれの得手不得手が演奏のみならず性格面でも見事にバランスが取れていて、最終的にそれぞれの個性そのままに、お互いを尊重し生かし合い相乗効果が生まれるという、本当に素晴らしいメンバーに出逢えたことに感謝でいっぱいですそして、この濃ゆいプログラムを一緒に感じてくださって、心あたたかな空間と集中を促してくださったお客さまお一人お一人、最高のサポートをしてくださった東京コンサーツのスタッフのお一人お一人、本当にありがとうございました昨日のお昼の公開リハーサルにも、たくさんの可愛い小さなお客さまから大人のお客さままでお集まりいただき、とても嬉しかったですツイッターやFacebookのフォロワーさんとも直接お会いできて、こうして広がるご縁に感謝です今後も末永く、クァルテット・レストロ・アルモニコを、どうぞよろしくお願い申し上げます

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  • 05 Jul
    • 今週末はレスアモ!!

      だいぶご無沙汰してしまいました 先月はイギリスやイタリアで演奏会をしたり、日本でも色々てんこ盛りの毎日を過ごしていました。 詳しくは、ほぼ毎日更新しているTwitterとInstagramをご覧いただけましたら嬉しいです  さて今日は、いよいよ今週末と迫った、 クァルテット・レストロ・アルモニコ略して「レスアモ」 の2日間連続リサイタル、「スパイラル&シークエンス」のお知らせです  チラシ↓どどーん(チラシ製作:長澤彩さま)    去年からずっと、みんなでワクワク心待ちにしているコンサートなので、是非たくさんの方々に一緒に楽しんでいただきたいのですが、その前に このカルテットのストーリーを少しご紹介しようと思います  じゃーん↓3年前の伊藤亜美ちゃんと私。伊藤亜美ちゃんは、私の大好きなヴァイオリニストで、レスアモで第1ヴァイオリンを担当しています彼女の伸びやかな音楽性、ふくよかな音色は、一緒に弾いていて本当に気持ちがいい。     亜美ちゃんとは、たまたまスイスのローザンヌに同時期に留学しており、亜美ちゃんの師匠であり、フランスの巨匠ピエール・アモイヤル氏率いるカメラータ・デ・ローザンヌのメンバーとして出逢いましたカメラータは泊まり込みでのCDレコーディングやツアーで一緒に過ごす時間が多く、すっかり仲良くなりました上の写真は、私がインスブルック交響楽団に入団したあと、亜美ちゃんがインスブルックまで遊びにきてくれた時の写真です! 彼女とは時々デュオも演奏します↓(写真は森トラストランチタイムコンサートにて)     そんな気心知れた亜美ちゃんといつも、「いつかカルテット(弦楽四重奏)一緒にやりたいね」と話していましたそして、その念願が叶ったのが、このクァルテット・レストロ・アルモニコなのです  こちら↓は4年前にたまたまオーストリアの講習会で一緒になった須山暢大くんとの写真     実はこのカルテットを始めるまで一度も一緒に弾いたことがなかったのですが、私の「一緒に弾きたい!」という直感で声をかけさせてもらい、今レスアモの第2ヴァイオリンを、ものの見事に努めあげてくれています色々なオーケストラから、ゲスト・コンサートマスターとして引っ張りだこの須山くん。豊富な知識と的確な洞察力に加えて、いつも明るく、どこにいてもムードメーカーです  去年の4月に撮ってもらった集合写真(撮影:新山涼ちゃん)↓   チェロの山澤慧くんとは、このカルテットの顔合わせ兼初見大会で初めましてでした亜美ちゃんが芸大生時代から一緒に弾いてきた大切な仲間2つのオーケストラの首席チェリストを掛け持ちしながら、さらに自分の現代音楽へのパッションにも力を注ぐ彼なのに、慧くんの周りにはいつも穏やかさとほのかなユーモアがふわふわと漂っていて、彼がいてくれるだけでとっても安心するのです  私たちのプロフィールはこちら↓     そんな心から尊敬できて大好きなメンバーと、この1年半少しずつですが本番を重ねて参りました  音楽プロデューサー中野雄先生のレクチャーコンサート↓  鶴川ポプリホールでのコンサート↓     真駒内六花亭ホールでのコンサート↓     上野駅でのコンサート↓    今週末8日、9日は、そんな私たちにとってシリーズ化していきたいリサイタル第一弾なのです  チラシ続き↓    両日共に本公演は午後5時から9日は小さなお子さまたちにも来ていただけるよう、公開リハーサルを用意いたしました プログラムは、超絶カッコいいバルトークの第5番をメインに、1日目は軽やかなモーツァルトの変ホ長調とエネルギッシュなベートーベンのラズモフスキー第3番のカルテット、2日目は重厚なベートーベンの大フーガとロマンティックなメンデルスゾーンの第1番のカルテットというラインナップになっております 組み合わせによって、同じバルトークも違うように聴こえるかもしれません お得な2日間通し券もあります↓    場所は、早稲田駅からほど近い「トーキョーコンサーツ・ラボ」です実は、レスアモメンバーもこの会場のオープニングで演奏させていただいたりと、日頃からお世話になっております!お客さまとの距離も近くアットホームな雰囲気なので、リラックスしてお過ごしいただけると思います  長くなりましたが、最後に、私がiPhone一台で手作りした(笑)ビデオで、曲や私たちの雰囲気を少しでも感じていただけたら嬉しいです  バルトークメイン↓ ベートーベンのラズモフスキーメイン↓ 公演詳細はトーキョーコンサーツ・ラボのイベントページをご覧くださいご予約は私へのコメントやメッセージでも可能ですので、お気軽にご連絡くださいませ 4人それぞれ、今、人生の大事な変化の時期を迎えていますこの2日間、本当に4人の心のこもった特別なコンサートになると思います。是非皆さまと一体となって、素晴らしい時間を過ごせたら嬉しいですうぅ、もはや感涙しそう... 長文、読んでいただいて、ありがとうございました!当日会場で多くの皆さまにお会いできますことを楽しみにしております   

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  • 14 Jun
    • 「題名のない音楽会」放送後記

      6月4日に放送されたテレビ朝日「題名のない音楽会」、ご覧いただけましたでしょうか?この収録は、演奏会形式で曲間たっぷりトークを挟み、満席のお客さまに見守られた和やかな雰囲気の中、東京オペラシティコンサートホールで行われましたテーマは「カンタービレの音楽会」ということで、元々歌詞のあるミュージカル曲「キャッツ」メドレー、歌曲が元になった作品「ます(シューベルト作曲)」、歌詞がない歌曲が元になった作品「ヴォカリーズ(ラフマニノフ作曲)」と、色々な角度から「カンタービレ(イタリア語で"歌うように"という意味)」とはどういうことなのかを紐解いていきましたオンエアではカットされてしまいましたが、「キャッツ」についてチェロの横坂源くんがとっても可愛いエピソードをシェアしてくれました彼がまだ小さな坊やだった頃、ご家族と「キャッツ」を観に行ったそうです。演目も終盤に差し掛かり、感動と興奮に包まれた彼は、なんと舞台へ駆け上がってしまったそうですでもそこはさすがの劇団四季彼はキャストに抱き上げられ、そのまま舞台は続行。さらに、パンフレットにサインしてプレゼントしてくれたそうです!そんな思い出のパンフレットを、彼は今も大事に持っていて、リハーサルの時に私たちに見せてくれましたさて話は「カンタービレ」に戻りますが、元々歌詞のある曲は、器楽演奏家にとってイマジネーションをさらに掻き立て、解釈するのを具体的に助けてくれます。普段は、楽譜に書いてある音符、作曲家の人生や時代背景から想像を膨らませますが、歌詞ほど詳細に作曲家の意図は分かりませんまた、歌曲を演奏する時は、歌手の人の感覚をより想像しながら弾きます。ブレスをどこでするのか、音の跳躍があったらどのようにどの程度時間をとるのか、などなど、実際私も弾く前に歌ってみたりしますさらに歌詞をよーくみていくと、単語に沿って、音節のどこが大事なのかも分かってきます。ただ音符を弾いただけでは分からない、音に込められた意味を発見できるのです。またその作曲家の語法、どんな感情を表すのにどんな音型、ハーモニーを使っているのかなども段々分かってきます。これは本当に興味深い作業ですただ私は、元々歌詞があってもなくても、音楽は全て「カンタービレ」だと思っています。歌心があってはじめて、フレーズをどう処理するのか分かります。音楽は国際言語。言葉を超えて、人々は内包されるメッセージを感じることができます。今回このテーマで演奏させていただいたことで、改めてそのことについて深く感じ入ることができました最後に、一音一音キラキラと輝くピアノを奏でる萩原麻未ちゃん、情感込もった「キャッツ」メドレーが印象的だったヴァイオリンの辻彩奈ちゃん、「ヴォカリーズ」で出演者と視聴者のハート鷲掴みだったチェロの横坂源くん、美音とアンサンブルセンスの光るコントラバスの加藤雄太くん、あたたかさとユーモアをもって進行を努めてくださった司会の石丸幹二さん、松尾由美子アナウンサーに改めて感謝していますそして、スタッフの方々のパッション、丁寧な番組作りに、本当に感動しました。ありがとうございました音源だけはまだ番組ホームページでお聴きいただくことができます。見逃してしまった方は、是非そちらで「カンタービレ」を感じてくださいね

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  • 15 May
    • 我々はみんな、生まれながらにしてクリエイティブな存在!

      皆さんは「クリエイティブな人になりたい」と思ったことがあるでしょうか?私はありました。我々クラシック音楽の演奏家が普段やっていることは、基本的に、楽譜にかいてあることを音として再現するという、再現芸術です。以前、イギリス人ヴァイオリニストのヒラリー・ハーンさんが、「私は楽譜と音を繋ぐパイプになりたい」というような内容をインタビューでおっしゃっていて、「なんて職人的なんだ~!」と、深い感銘を受けたこともありましたある時期、私は自分で自分をクリエイティブではないと思い込み、ジレンマを感じていました。音楽家とは言っているけれど、ちゃんと作曲もできないし、即興もできない楽譜に書いてあることを忠実に演奏することばかり考えていたのかもしれません。そして、何もないところから立派な(?)作品を創り出す、それこそがクリエイティブだと、なぜか頑なに思っていたのかもしれませんでも、ある時気がついたんですこの瞬間瞬間何をするか、何を感じるか決めているのは自分で、その小さな行為ひとつひとつが、いかにクリエイティブなことか、と。それに気づいてから、私の生活はクリエイティブで溢れるようになりましたもちろん、演奏する時の意識も大きく変わりました。やっていることは同じようでも、意識がガラッと違うだけで、フィンガリング(指使い)やボーイング(運弓法)ひとつ決めるのも、音色ひとつ選ぶのも、キラキラと輝くようなクリエイティブな作業になっていきました音楽は私にとって、自分を最大限まっすぐにありのままに表現できるツールです。そんな音楽を通して、私が皆さんとシェアしたいことのひとつが、この「クリエイティブな感覚」です音楽を聴く、感じるという行為を通じて、「クリエイティブ」で「自由な感覚」を知る(思い出す)ためのワークショップか何かを、近いうちにできたらいいなと思っていますだってもともと我々は、みんながみんな、生まれながらにして、素晴らしくクリエイティブなのですから自分の意識次第で、世界は大きく変わりますちょっとした意識のチャンネルを切り替えるだけで、ワクワクとした感覚はいくらでも自分の中から湧き出てきます。ぼーっとしている時も、歩いている時も、電車に乗っている時も、仕事をしている時も、遊んでいる時も、疲れたと感じている時も、楽しいと感じている時も...皆さんは、このビデオを見て、何を思い浮かべますか?

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  • 10 May
    • テレビ朝日「題名のない音楽会」出演情報

      もはや深夜ですが、時差ボケなのか興奮冷めやらないのか、寝られませんという訳で、ブログ更新今日は、昔からずっと視聴者としてテレビで見ていた、テレビ朝日の「題名のない音楽会」の公開収録にて演奏させていただきましたまさか自分がゲストとして出演できる日がくるとはウルウル...今回のテーマは、「カンタービレの音楽会」ヴァイオリンの辻彩奈さん、チェロの横坂源さん、ピアノの萩原麻未さんによる、ミュージカル「Cats」より「メモリー(萩森英明さん編曲)」そこにコントラバスの加藤雄太さんと私が加わり、シューベルトのピアノ五重奏曲「ます」より第4楽章そしてラストに、萩原さんと横坂さんによる、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」という何とも素敵なプログラム詳しくは番組をご覧いただくとして大好きな友人たちであり、一緒に弾かせていただけるのが本当に本当に幸せすぎる、世界に誇る素晴らしい演奏家の皆さんと共演させていただき、身に余る光栄でしたではここで写真をいくつか終演後に、出演者全員、司会の石丸幹二さん松尾由美子アナウンサーと石丸さんは、とっても紳士で素敵なだけではなく、演奏する以上にトークで緊張してしまう我々を素晴らしくリードし、あたたかくサポートしていただき、感謝でいっぱいです舞台上では見せない、出演者のお茶目な1枚リハーサルから、始終笑顔溢れていました!こんなみんなが大好きだぁ(後列:加藤雄太さん、中列左から:萩原麻未さん、横坂源さん、辻彩奈さん)放送予定は、6月4日(日) 朝9時6月11日(日) 夜11時 (BS)ですお楽しみに番組ホームページ全力でサポートしてくださった素晴らしいスタッフの皆さまにも大変お世話になり、ありがとうございました

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  • 01 May
    • 「私らしさ」とは...?

      突然ですが!「私って何のために生まれてきたの?」「私らしさって何?」そんな疑問を、誰しもが感じたことがあるのではないでしょうか...?私自身、かなり長い期間、この疑問に対峙してきたように思います。最近、なんだかその辺りのことをスッと遠くから眺めているような気持ちのいい感じが続き、安定した気分で過ごしているので、シェアをさせていただこうかなと思った次第ですしばらくの間、「自己探求」が私の中で大きなテーマでした。自分が分からなくなって、自分の思考と感情に振り回され、遠くにある"何か"をひたすら追い求めていたように思います。あっちゃこっちゃとぶつかってはイタタタ...という日々もありました。でも、体験や感情をひとつひとつ丁寧に終えていくことで、タマネギの皮を一枚一枚剥くように、少しずつ少しずつ身が軽くなっていきました。瞑想をしていた去年暮れのとある日、自分の中にひっそりと、でも確かに佇む静けさの存在に、突然スコンと気がつきました。そしてそのスペースが、いつどんな時も、きっとこの体がある時もない時も、そこにあるのだと、ふと気がついたのです。そこは安全で平和で、「幸福」ということを定義する必要さえない光でいっぱいの世界。な〜んだこれが私なんだ。どんなに苦しみもがいていた時も、どんなに浮かれまくっていた時も、私がどんなに自分を見失ったと思っていた時も、常に私は私でいたんだ。本当の私は、常に自分と一緒にいてくれてた。そのことに気付かずに、ただ遠くばかり気にしていたんだ。灯台下暗しとは、まさにこのこと抽象的にしか説明できない感覚ですが、このことに気付いてから、自分の中で起こる様々な思考や感情を、傍観できるようになりました色々なエネルギーをニュートラルに捉え、LET IT FLOWできるようになりました。色々なことをコントロールしたかった自分。色々なことに目的や意味を見出したかった自分。そんな自分を、今では愛しく抱きしめられるようになりました木がただ生えているように、私もただいればいい。あの静けさから聴こえてくるメッセージに、ジッと耳を澄ませながら、導かれるままにいけばいい。私は、私以上にも私以下にもなれないんだから。自分で、気持ちいいな、楽しいな、いいな、って素直に思える自分でいられれば、それが一番、体にも心にもいいなんだか力が抜けて、素直になれるようになりました。色々寄り道も回り道もしたけれど、私は今、ヴィオラで音楽を奏でられることに、心から感謝しています音楽としっかりと共にある時、私はあの静けさとも、つまりは自分自身ともしっかり繋がって、共にいられる。そのことが、何よりも幸せで、泣けるほどありがたいのです

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  • 28 Apr
    • Facebookライブ配信【Meet up with Mari】スタートします!

      皆さま、こんにちはいつもあたたかく応援していただき、ありがとうございますこの度、皆さまとのさらなるコミュニケーションを図るべく、"Meet up with Mari (真理と会おう)"というコンテンツを始めることにしましたこのコンテンツは、30分ほどのFacebookライブ配信の中で、皆さまからいただいた疑問やリクエストにお答えします初配信は、5月2日(火)日本時間夜10時を予定しております。オンタイムでご覧になれない場合でも、録画されたビデオを後日ご覧いただくことも可能です。もし既に私に何か聞きたいことやリクエストがございましたら、イベントページやブログのコメント等に投稿してください。または、ライブ配信中にコメントでご質問いただければと思いますこの配信の中で、私は英語または日本語でお話することになりますが、参加くださっている皆さまの顔ぶれを見ながら、まずは様子をみたいと思います私自身、初の試みにドキドキしますが、皆さまのご参加を楽しみにお待ちしております真理Facebookイベントページ&配信動画アクセスはこちらをクリック!!

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  • 20 Apr
    • Mostly Classic 掲載

      本日発売の「モーストリー・クラシック」、132-133ページに掲載されている、音楽プロデューサー中野雄先生の「音楽人間模様」という連載の中で、「栄光の座を手にするための5カ条〜若きヴィオラ奏者・安達真理の挑戦」というタイトルで取り上げていただいております恐縮しきり。光栄すぎです是非ご一読くださいこちらの写真は、とある日、中野先生の朝日カルチャーの講座での演奏終了後に中野先生、ありがとうございますまた、先日の芸劇でのコンサートを、よくコンサートに来てくださるお客さまが詳細にレポートしてくださいましたので、ご紹介させていただきますあわせてご覧くださいませ。リンクはこちら!

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  • 15 Apr
    • エルガー:チェロ協奏曲 (ヴィオラ版) in 東京芸術劇場

      昨日は、ず〜っと楽しみに、そしてドキドキしていたコンサートの本番でしたじゃーん早速、中村義政さまよりお写真をいただきました〜!ありがとうございます!ホールは、なんとなんと!憧れの、池袋にある東京芸術劇場コンサートホールリハーサル前のまだガラーンとした舞台の上で、超ヘビー級のプログラムの指揮を努められた新田孝先生とお写真を撮っていただきました。広い〜広い〜〜広い〜〜〜こだまが聞こえてきそうですオーケストラでは何度か弾かせていただいたことのある芸劇ですが、ソリストとしては初めて。ただでさえ地味と言われるヴィオラが、こんな大ホールで、もともとチェロの協奏曲を弾いて、果たして音が埋もれずに弾けるのか、実は結構不安でしたでも、会場の本当に素晴らしい響きに助けられ、細かいニュアンスも、音の伸びを楽しみながら演奏することができました昨日私がテーマとして掲げていたのは、調和というのも、最近「調和」というのが「愛そのもの」のエネルギーだなぁと感じるから。エルガーのチェロ協奏曲を弾いていると、私の中が愛情でいっぱいになるんです。特に3楽章。これは純粋に曲の力それをいかにピュアなエネルギーのまま、私にとっては畏れ多いほどの大舞台で、音としてどうお伝えるするか。そこで、「アナ雪」ではないですが、「Let it go」の感覚でいました。オーケストラ、新田先生からのエネルギーのflow、私のパートそのものの持つエネルギーのflowに、ただ身を、心を、感覚を預けようと。時々ビビる小さな私やエゴにも気付くことができ、これは今後の課題ですが、気づくと同時に、それよりも曲の魅力をピュアにお伝えすることに専念しました。そしてそれは結局、今までで一番、私らしく舞台に立つということになりました。私以上でも私以下でもない、「ただの今の私」であることができました。それが本当に幸せで幸せで会場全体が一体となって、私もその一部として存在しているという感覚を味わうことができ、感謝でいっぱいです弾き終わっていただいた、あたたかい拍手と「ブラボー!」、一生忘れません。ありがとうございました!支えてくださった新田先生、オーケストラのお一人お一人、そして会場からあたたかい空気で包み込んでくださったお客さまのお一人お一人、皆さま、本当にありがとうございましたさて、楽屋に戻ってまずしたことは、一緒にがんばってくれた愛するヴィオラちゃんと抱擁アンドお礼のキッス笑そして、聴きに来てくれていた大好きな友人でヴァイオリニストの伊藤亜美ちゃんともハグ亜美ちゃんとは、4月6日の森トラストのランチタイムコンサートでもデュオで一緒に演奏したばかりお互いにマイペースなトークを挟みながら、お客さまと本当に近いスペースでモーツァルト、ハルヴォルセン、イグデスマンなど演奏し、とっても楽しい時間でしたまたすぐにでもやりたいくらい楽しすぎて、弾きながらも笑っちゃうまた、7月8日と9日に2日間連続でトーキョーコンサーツ・ラボで行う、亜美ちゃん、須山暢大くん、山澤慧くんと一緒に組んでいるクァルテット・レストロ・アルモニコのリサイタルを予定しているので、そちらもすごく楽しみとっても長くなりましたが、最後にもう2枚だけ。才能溢れる同年代の音楽家友人たちに囲まれて左からピアニストの中野翔太くん、作曲家の坂東祐大くん、私、亜美ちゃん。他にも本当にたくさんの大好きなお友達、先生方が駆けつけてくださいました。ありがとうございました素敵な方々と巡り会うことができて、心から幸せです。最後に、出演者全員集合左から素晴らしいソロを努められたい水谷川優子さん(チェロ)、瀬川祥子さん(ヴァイオリン)、白水芳枝さん(ピアノ)、中野雄先生(このコンサートを企画してくださった音楽プロデューサー)、新田孝先生(指揮)、鷲宮美幸さん(ピアノ)、私、藤井隆史さん(ピアノ)。そして、我々が心地よく安心して演奏できたのはスタッフの皆さまのお陰です!お疲れさまでした!最後に。この曲をまさかヴィオラで演奏する日が来るとは思っていませんでした。ですが、いざ弾いてみると「この曲を弾くために生まれてきた」と言っても過言ではないほどに、心にピタッとくるものがありました。これからも何度も何度でも弾き続けたい曲に出逢えたことに、心から感謝

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  • 23 Mar
    • コンサートで私がとても大切にしていること

      「エネルギー」という言葉を聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?目には見えないけれど、あらゆるところに、あらゆる形で、確実に存在しているエネルギー。電気はもちろんエネルギー、イライラしている人が部屋に入ってきただけで居心地が悪くなるのもエネルギー、お伊勢さんに行って心がスッとするのもエネルギー。そして、音もエネルギー。波型を描いて、空間を伝わっていきます。そこで、ある時気付いた訳です私のコンサートに来てくださるお客さまには、私個人のエネルギーが伝わるだけでなく、それが音と共に伝わっていっているのだともちろん、演奏していない時だって同じです。自分のあり方ひとつの周りへ及ぼす影響は、想像しているよりも遥かに大きいのです。でも、演奏家として、お客さまに及ぼしている影響について、この時、開眼するかの如く、深〜く深〜く理解した訳です。「あああああああああ、そうかぁぁぁぁ!!」とそれからというもの、本番前は特に自分のケアを念入りにしています。体調、気分、総括してエネルギーのチェックを丹念にします。瞑想もしますそんなことを書いていたら、マザー・テレサの言葉を思い出しました。思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。最近、本当にその通りだなと、つくづく思います。この感覚、大事に大事に、いい音、いいエネルギーを皆さまにお届けできるよう、粛々と努めます↑ロンドンでお散歩をしていた時に、まるでハグしてくれているように感じた太陽。お知らせです4月6日(木)12:10より、丸の内トラストタワーにて、クァルテット・レストロ・アルモニコ(通称レスアモ)でもお馴染み、友人としてもヴァイオリニストとしても大好きな伊藤亜美ちゃんとデュオを演奏いたします!プログラムは、心地よいモーツァルト、濃密なハルヴォルセン(知られざる名曲も!)、そして何度か我々のコンサートに来てくださってる方にはお馴染みの、あの楽しすぎる曲も入場自由ですのでお気軽にいらしてくださいね(ベビちゃんたちももちろんwelcomeですよ)詳細は丸の内トラストタワーホームページをご覧ください!そして、こちらのコンサート、またご優待チケットあります!エルガーのチェロ協奏曲を、ヴィオラで、愛をいっぱい込めて演奏予定です詳しくは以前のブログ記事をご覧くださいお問い合わせは、メッセージでもコメントでも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください

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  • 13 Mar
    • Just Composed 2017 in Yokohama

      横浜みなとみらいホール小ホールで行われた、Just Composed 2017 in Yokohama 〜現代作曲家シリーズ〜能・謡 × 弦楽四重奏が終演いたしました「Just Composed in Yokohama 〜現代作曲家シリーズ〜」は、日本の作曲家への委嘱と再演を趣旨に、毎回新しいテーマで1999年から毎年開催されているシリーズで、今回光栄なことに参加させていただくことができました今年は能の謡(うたい)にフィーチャーしており、能楽師であり、多くの作曲家とのコラボレーションなど世界的に活躍されているクリエイティブなアーティストの青木涼子さんと、我々弦楽四重奏の共演となりました弦楽四重奏のメンバーは、ソリストとして国内外で活躍中のsuper amazingなヴァイオリ二スト成田達輝くん、ベルギーを拠点に現代音楽のスペシャリストとして活躍中のヴァイオリ二スト百留敬雄くん、スイスに留学中でありながらソリストとして日本でも既に大人気の上村文乃ちゃんと私でした成田くんは、彼がエリザベート国際コンクールで第2位を受賞された時のYouTubeのストリームを見た時にものすっっっごく感動して以来個人的に大ファンだったのですが、ご縁に恵まれ、今回2回目の共演百留くんと文乃ちゃんとは今回が初対面でしたが、魂の深い結びつきを感じちゃうくらい、毎日みんなで昼から晩まで、本当に楽しく幸せに、一生忘れることのできない充実した時間を過ごすことができましたでは昨日のコンサートの様子を写真と共にプレイバックイタリア人の作曲家ジェルヴァゾーニさんの「夜の響き、山の中より」。西行の和歌が青木さんの謡と共にドラマティックに展開されていきます。リハーサルでは、みんなで和歌を読みながら音に託された意味を深く探っていきました。ベートーヴェンの「大フーガ」は言わずと知れた弦楽四重奏の難曲のひとつ。作曲された当時、難解すぎて聴衆の理解が得られなかったという、いわく付き。ビッシリとモチーフが積み重ねられていて、あまりにもベートーヴェンらしいこの作品。楽譜に書かれていることをとにかく大事にして、できるだけ忠実に演奏することで見えてくる真実をみんなで探求しました。奏者同士、文字通り心をひとつにして演奏しました。現代曲の中にあっても違和感なく、今聴いても新しい。ベートーヴェンの偉大さを感じます。休憩を挟み、みなとみらいホール館長で私も大好きな作曲家の池辺晋一郎先生と日本人作曲家のお二人との楽しいトークのあとは、斉木由美さんの世界初演新作「Deux sillages(二つの航跡) II~独奏ヴァイオリンと弦楽三重奏のための」。成田くんが東洋的要素 (成田くん、皆さんにはとってもカッコよく見えたと思いますが、実は酔っ払ったおじさんを表現してました。笑)、百留くん、文乃ちゃん、私の3人は西洋的要素を表していました。その二つの要素が次第に融合していくという、情景が目に浮かびやすい美しい作品。非常に難度の高い曲ではありましたが、斉木さんご本人から具体的なイメージをたくさん教えていただき、リハーサル室から見えた美しい横浜の海にもインスピレーションをもらいながら、「ザッブーーーン!!!シュワシュワ...ブクブクブク」と色々な海を表現する楽しみを覚えました。最後は馬場法子さんの世界初演の委嘱作品「ハゴロモ・スイート」。フラジオの特殊奏法を使ったカモメの声で一気に世界に引き込まれ、天女に扮した青木さんの魂揺さぶる歌声と共にシーンが色鮮やかに展開されていきます。弾き終わると、まるで一瞬の幻を見ていたかのような余韻の残る、とても魅力的な作品でした。この5日間、みんなの音楽へのまっすぐな愛、情熱、敬意をひしひしと感じながら、刺激し合い、高め合い、全身全霊でこの公演に取り組めたことが本当に幸せでした。公演を力強くサポートしてくださった伊藤さん、みなとみらいホールの皆様、聴きに来てくださった皆さま、本当にありがとうございました!!最後に、集合写真後列左から:上村文乃ちゃん、斉木由美さん、馬場法子さん、成田達輝くん前例左から:私、青木涼子さん、百留敬雄くん、池辺晋一郎先生写真©︎藤本史昭おまけ:舞台に上がる前に円陣を組んでお互いを感じ合うメンバー青木さんも一緒に終演後のサイン会にて、リラックスの表情

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  • 22 Feb
    • 弦楽四重奏にチームワークを学ぶ@フランス

      昨日はアラウダ・カルテットとして、ロンドン・ビジネス・スクールが主催する「リーダーシップ・セッション」の最終日のレクチャーで演奏してきました我々アラウダ・カルテットのメンターでもあり、元ウィーン・コンツェルトハウスの支配人で、現在、世界最大のクラシック音楽オンラインコミュニティハローステージのCEOを務めるベルンハルド・ケレスが、「エア・リキード」という企業の将来を嘱望されるメンバーに、リーダーシップとチームワークについてレクチャーしました。彼自身、元オペラ歌手だった経験、コンツェルト・ハウスで多くの指揮者、ソリスト、オーケストラ、室内楽奏者などの世界的トップアーティストと関わってきた経験を踏まえ、ビジネス上での概念を、音楽業界と照らし合わせてリフレッシュさせていきます。我々も演奏だけではなく、カルテットという4人のチームのリーダーシップ論、チームワーク論を、我々の経験、感覚を通してシェアし、たくさんの質疑応答が飛び交い、とても有意義なディスカッションが繰り広げられました普段ほとんどクラシック音楽とは関わりのない彼らが、真剣に私たちの話すことに耳を傾け、「素晴らしいことを学ばせてもらった」と目を輝かせながら言ってくださったことは、我々にとって本当に嬉しい驚きだったと共に、すごく励まされましたビジネスとカルチャーがこうして相互に発展していく可能性を肌で感じた充実した時間でした既に、違う企業へのレクチャーがロンドンで予定されています!是非日本でもやりたいなぁ、この企画レクチャー終了後に受講された皆さんと↓パリにて↓

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  • 20 Feb
    • カルテットの楽しみ

      ウィーンに留学中、私は室内楽科で勉強していました。いつも組んでいた2つのストリング・カルテット(弦楽四重奏団)に加え、試験前になると色々な編成のグループから弾いてくれないかと頼まれ、分厚く積み重ねられた楽譜の譜読み、リハーサル、レッスンに追われる毎日また、その当時まだ室内楽の経験が浅かった私は、ニューイヤーコンサートが行われる楽友協会やコンツェルトハウスへ通い詰め、世界トップクラスのカルテットの演奏を聴き漁りました。大学で室内楽の基礎や音楽のスタイルを叩き込まれたと共に、たくさんの素晴らしい演奏を聴き、自分がどんな音楽づくりをしていきたいかも見えてきました。スイスに移ってからは、主にソロの演奏とオーケストラに集中していましたが、室内楽と深く向き合った経験は、どんな音楽づくりにもとても役立っていますそんな私は今、日本(クァルテット・レストロ・アルモニコ)とイギリス(アラウダ・カルテット)を拠点に2つのカルテットで弾いています。クラシック音楽ファンであっても、室内楽を好んで聴く方は、もしかしたら少ないかもしれません。私は、たった4人で全てを創造できるという感覚がとても好きですお互いの繊細な感覚を研ぎ澄まし、どこまでも膨らんでいくようなハーモニーの豊かさを生み出せた時や、お互いの呼吸がひとつになりエネルギーが自然に循環している感じ、などなど、このシンプルな形態だからこそ得られるものだと思います。弦楽器は特に、音程を自ら作り出す楽器です。4人で「ここだ!」というポイントにはめていくのは決して簡単ではありませんが、そこを目指して、4人が色々な心理的な壁(主にエゴ)をも一緒に超えていきます。これからも折に触れて、カルテットが創り出す小宇宙の魅力をお伝えしていければいいなと思っていますSTAY TUNEDフランスより愛を込めて🇫🇷フォーレ:夢のあと

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  • 04 Feb
    • 至福のとき

      音のひとつひとつフレーズのひとつひとつに共感していると楽器を弾いていることも忘れて音とひとつになっているような感覚も超えて無心になっている。それを「至福のとき」と言うのだと思う。その瞬間瞬間はそんな自覚さえないほどに「今」という点で生きている。音が止んで意識がフッと日常に戻ってきた時それが特別な時間だったことに気づく。いい汗をかいた時のような清々しさと恍惚感が全身を巡る。そんな素敵な時間に巡り合わせてくれた素晴らしい曲との出逢いに感謝。この感覚はエルガーのチェロ協奏曲を練習中に強く感じました。もともと名曲中の名曲ですが、嬉しいことに、個人的にとても肌馴染みがいいと感じています本番は4月14日に東京芸術劇場で弾かせていただきます。詳しくは以前のブログ記事をご覧ください(第3楽章の抜粋を弾いてみました↓)

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  • 29 Jan
    • シューベルトを深沢亮子先生と共に

      昨日は、フランツ・シューベルト・ソサエティ主催による「シューベルト生誕記念コンサート」にて、大好きなピアニストの深沢亮子先生とご一緒させていただくという、素敵な素敵な機会に恵まれましたプログラムも、もちろんシューベルトづくし前半は、歌曲集「冬の旅」の抜粋をヴィオラとピアノで、後半はアルペジオーネ・ソナタを演奏しました。「冬の旅」は歌曲なので、もともと美しいドイツ語の歌詞がついています。ヴィオラの音色は人の声に近いと言われており、今回はせっかくなので、「ヴィオラで演奏する」ということを忘れて、とにかく「歌う」ということを意識してみました。美しく奏でるだけでなく、時には囁きのようだったり、語りのようだったりと、表現を工夫してみました。それでも、歌詞を完全にお伝えできるわけではありませんが、歌詞がない分、メロディのピュアな美しさ、また、曲の雰囲気もより感覚的に感じていただけたのではないかと思います。私は、音楽から色々な感情や情景をイメージするのが大好きなので、歌詞からインスピレーションを得ることは本当に楽しい作業で、今後もっともっと勉強していきたいなと思っています(昨日の演奏会の様子)深沢先生とは、音楽プロデューサーの中野雄先生の講座で初めてお会いしました。先生のソロを拝聴し、軽やかでありながら凛々しいその音楽の立体感と、ハーモニーのあまりにも美しい色彩に心が震え、時が止まってほしいと願うほどあっという間に異空間にいざなわれてしまい、気がついたら、先生方もびっくりされるほど感動して号泣していましたその後、深沢先生に私の演奏を聴いていただく機会もあり、こうして一緒に弾かせていただくご縁となりましたシューベルトはオーストリア、ウィーンの作曲家です。ウィーンは私にとって最初の留学先、そして、深沢先生にとっても、長年住んでいらした特別な思い入れのある街です。一緒に演奏させていただいていると、あの空気感がフッと目の前に漂うような、不思議な感じがします。とにかく、先生と弾かせていただくと、音楽がそこに心地よく、あまりにも自然に息づいていて、私の心の中の細やかなヒダのひとつひとつが、大きな大きな幸せを感じます曲についてはまた改めて詳しくお伝えしようと思いますが、今日は最後に「冬の旅」の中から「春の夢」をお送りします。皆さまへ愛を込めて

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  • 09 Jan
    • 新しいカルテット活動が始動します!

      皆さまにお知らせです今年から、イギリスを拠点に活動しているアラウダ・カルテットの新メンバーになることになりましたアラウダ・カルテットのホームページ(英語)「アラウダ(Alauda)」というのはラテン語で「ひばり」という意味です。ヴァイオリンがスペイン人のクリスとセルビア人のミラン、チェロがイタリア人のエレーナといった、国際色豊かなメンバーラテン系の明るさ朗らかさ、優しさと繊細さを兼ね備えた、人間的にとてもあったかい人たちで、音楽を通じてお客さまと深くコミュニケーションしていける可能性を感じています。まだまだこれからの若手カルテットですが、いずれ日本でもご紹介できたらと思っておりますので、是非応援よろしくお願いいたします彼らの今までの活動の積み重ねのお陰で、イギリスをはじめ、ヨーロッパでの本番も既にいくつか決まっており、行ったり来たりの生活が始まります。 日本での活動、また、大好きで大尊敬するメンバー、ヴァイオリンの伊藤亜美ちゃん、須山暢大くん、チェロの山澤慧くんと共に立ち上げたクァルテット・レストロ・アルモニコ( 略して「れすあも」)の活動も続けてまいりますので、引き続き応援いただけましたら嬉しいですクァルテット・レストロ・アルモニコFacebookページ色々と未知な部分満載な2017年ですが、何よりも、こんな素敵な仲間に出逢えたことが幸せなので、焦らずに楽しんで、毎瞬毎瞬大切に過ごしていきたいと思います

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  • 01 Jan
    • 2016→2017

      皆さま、あけましておめでとうございます応援してくださる方あっての演奏家です。ブログを読んでくださり、応援いただき、ありがとうございます本年もよろしくお願い申し上げますさて、先日のブログに書きましたように、絵を描く楽しさに久々に目覚めた私ですが、新年のはじまりと共に、2016年からの、ものすごくパーソナルな心模様も少し描いておこうと思います。なお、ヴィオラ奏者としての新年のご挨拶は、演奏会情報と共にメールで配信いたしましたご希望の方は、お手数ではございますが「演奏会情報希望」とご記入の上、mail@mariadachi.comまでお知らせください2016年は、これまでの人生で一番自分を見つめた年でした。それは決して綺麗事ではなくて、今までで一番自分で自分が分からなくなって、今までで一番自分に落胆し、なおかつ、それがあってはじめて感じる軽やかさや安心感、幸福感というのも味わい、今までで一番自分を愛してあげられた年でもありました。そんなアップダウン激しいブレブレな私を信じ、見捨てずに、あたたかく力強く見守り、支えてくれた家族、仲間、友人たちには感謝してもしきれません。なんだかすごくドラマティックな書き方をしていますが、実際の生活は、ありがたいことに平和に、日々元気に過ごすことができましたし、音楽家としても、今後に繋がる素晴らしい出逢いと機会に恵まれ、楽しく幸せな一年でした。ただ、個人的に自分を見つめるという作業をすごく必要としていたし、それを昨年丁寧に始められたことが、本当に本当にありがたかったです。自分が見えてくればくるほど、穴に入りたいほど恥ずかしくなったり、自分の人間としての幼さに自分でショックを受けたり、訳が分からなくなって余計に途方に暮れたりするけれど、どんな自分も、あぁ自分なんだなって、その時その時はそれでも必死だったよねって抱きしめられるようになったことが、本当に嬉しかったし、ほんの少しだけだけれど、これからの見えない未来を、自分と共に、一歩一歩しっかり踏みしめながら生きていく自信になりました。今年の目標は、あたたかで柔らかで、気持ちよく伸び縮みする心を保つこと。自分に、そして人に対して誠実に生きることをもっと学ぶこと。本当のやさしさを、もっともっと育てること。来年の今日、いったい自分が誰とどこで何を感じているのか想像もつきませんが、一人の人として、今よりも、まぁるくて大きくて、穏やかな輝きと共にあったらいいなと思っています。心のひだひだ、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。皆さまお一人お一人のご多幸を心よりお祈りしております2017年 元旦安達 真理

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プロフィール

安達 真理

性別:
女性
自己紹介:
オフィシャルサイト:http://www.mariadachi.com

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