前回は 水槽と浄化システムのお話

今日は 南国の海の温度を作るための装置

つまりクーラー そして ヒーター


海水魚は だいたい 22度から24度の範囲で
生活している

常夏の国出身だから

なので、海水槽も、その温度で維持する必要がある


海水魚には、温度変化に比較的強いのと弱いのがある


スズメダイや その縁戚の カクレクマノミは
温度変化に比較的強い

でも、変温動物である彼らは
体温はほぼ、海水温と一致している

私たちの体温が、36度から急に38度
わずか2度上がった時のことを考えてみても
魚にとって海水温の温度変化がどれだけ
ストレスになるかがわかるというもの

クーラーがある部屋は別だが
海水温は、夏場はどうしても上がりがち

小さな水槽には扇風機を水槽表面に回して
気化熱を利用して温度を上げるシステムもあるが
海水濃度も上がるし、大きな水槽なら
ほぼ無効


したがって海水をクーラーに循環させて下げる必要がある







水槽用のクーラー


2つの場所はそれぞれ
海水の入り口と出口だ


ポンプを使ってその中を循環させる


また、その循環水の途中につけておきたいのは
殺菌灯
当初、わたしは、やっかいものの
カーリーを駆除するためにつけたけど
あまり効果はなかってみたい




やっかいもののイソギンチャクのなかま

カーリー






殺菌灯

紫外線は

完全に遮蔽されてて、外には漏れない




また、冬場、今度は海水温が低下するのを
防ぐ目的で

サーモスタット付きヒーターを
水槽の中にいれておく


私の場合は、濾過水槽の中に入れておいた






ヒーター

温度を設定できるタイプ



このように、会水槽という
小さな世界を創造するには

色々と手間がかかる


でも うまくいった時の喜びは
何ものにも変えがたい