サルバドル/遥かなる日々 | 気ままに気楽に

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今日も息をしています。

 

 

1986年のオリバー・ストーン監督作。 実際にあったエルサルバドルであった紛争に行ったジャーナリストの自伝小説の映画化。 映画的なこの人は助かって欲しいとかいうのはなくとにかくリアルではある。

 

 米国人のジャーナリスト、リチャード・ボイルは浪費癖があるのか家賃の不払いもあって妻子に出ていかれ離婚状態である。 

 

少々質が悪い友人に銭と女と酒に釣られて内戦が激化するエルサルバドルに取材に行くこととなる。 現地では右派vs反政府ゲリラとの抗争でもう女子供も容赦しない徹底的に悲惨な状況の中で現地で知り合ったメヒコ女とも知り合うが、さあどうなるか? 

 

米国人の女ジャーナリスト(シンシア・ギブ)なんかも出てくるが結構あっけなくとにかく容赦ない描写がこういう常に紛争がある地域はろくなことがないという感じである。 当時、劇場で観たけれど救いようがない映画ではあった。