軍旗はためく下に | 気ままに気楽に

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今日も息をしています。

 

 

1972年公開の深作欣二監督作。

 

昭和40年代に実際に実話っぽい話を小説化したのを原作として二本の原作を一本に纏めて映画化した強烈な反戦映画。

 

深作欣二といえばこの後に実録シリーズで次々とHITを飛ばしていく監督ですが、この映画も妙に生々しくて強烈ではあった。

 

 

 

元陸軍軍曹がなんら証拠裏付けのないまま敵前逃亡ということで処刑されたのであるが、未亡人は執念と言おうかどうにも主人が敵前逃亡したとは信じられない、あわよくばニューギニアなんで横井さんや小野田さんのように生きているのでは?といちるの望みをかけて必死に真相を追いかける話である。

 

映画の描写では実際の処は描写されているが真相は謎のままなんだろう、生きている部下とされた方々も人肉食、惨殺、捕虜虐待とか散々な情報しか得られなかったが、本当の処はどうなのか?と言ったところ。

 

俺は個人的にはタンテツさんこと丹波哲郎って日本の超一流の俳優とみています。実際に戦争体験もアリ、おそらく反戦主義者であったと思われます、上官であった川上哲治の人間性は屑であったと証言しているから、やはり虚人軍は屑の集まりだったんだろうと推測するね、今の選手や監督ではないがあの球団自体、おごり高ぶり過ぎるから阪神タイガースどころやない強烈なアンチが昔から多いわけだ。

 

何度も観れない強烈なインパクトの映画ではある、泉谷しげるの曲で国旗はためく下ってのがあるがずいぶん軍旗と国旗は違うな、やはり国軍って必要だとは思うが仕事(大量殺戮)させられる身になれば軍なんかFuck offではあるな。

 

グニャグニャな君が代の演奏もジミヘンばりにカルトで物凄い。