東京・霞が関の法務省内の女子トイレにカメラを仕掛けたとして、東京都迷惑防止条例違反で、同省幹部の男が警視庁から事情聴取を受けていたことが分かった。ガガミラノ 腕時計 激安司直当事者のハレンチ事件に衝撃が走っている。
今年３月に、法務省内の女子トイレ個室に小型カメラが仕掛けられているのを女性職員が発見した。被害届が出され、カメラや映像を調べたところ、同省の財産訟務管理官（５０）が浮上。警察の事情聴取に対し、男は犯行を認めており、近く書類送検される見込みだ。
法務省内での盗撮とはまさに前代未聞だ。
「法務省は霞が関の中でも一般人が簡単に出入りできない役所で、男のターゲットも女性職員だったとなる。法務省は厳粛な雰囲気で女性職員も他省庁に比べ、とにかく地味。そこを盗撮していた男は、特殊なフェチだったのでは」（永田町関係者）
悪名高かった判検交流を象徴する事件との声もある。判検交流とは、検察官と裁判官が互いに人事交流する特殊システムで、長らくなれ合いや癒着が問題視されていた。この男も裁判官出身で仙台地裁を振り出しに各地裁を歴任した後、４年前に判検交流で法務省の大臣官房参事官に出向。事件が発覚する先月までは、財産訟務管理官を務めていた。
「判検交流は２年前に原則廃止され、この男は裁判所に戻るに戻れず、塩漬けになっていた可能性もある。品行方正が求められる裁判官は、どうも変態的な行為に走る者が少なくないようで、痴漢事案も多い。オークリーゴーグル法務省内で盗撮なんて考えられませんが、状況を聞くとうなずける」（法曹関係者）
男は、秋田地裁での裁判官時に横浜から秋田までタクシーを無賃乗車した被告に対し、離別した母親への慕情を情状酌量し、執行猶予判決を言い渡す人情派でもあった。しかし、自身が犯した盗撮にはどんな言い訳をするのか。同省は「捜査中の現段階ではコメントできない」と話している。