タイトルからして読むのを

止めようとしたそこのあなた。

そんな人に読んでもらいたい。

絶対に自分以外にゴキブリ野球をした人はいない。

ゴキブリ×野球という

イノベーションを起こしてしまった、

当時小学生高学年と中学生だった兄を

褒めたい。笑。

夏になると絶対にできくる奴ら

遭遇すると本当に嫌な気分になる人が

大半だろう。しかし当時は

早く出てきて欲しい、そう思っていた。

なぜか新聞紙で退治することに夢中になっていたからだ。

信じられないくらいのスピードで退治して行ったことを

覚えている。逆に激しくやりすぎて親に怒られる始末だった。

そんな状況下で、ある日の夜を迎える。

母親はリビングで寝るのだが、すでにお疲れだったのか、

すでに眠りについていた。

テレビを見ていると奴が壁に現れたのがわかった。

すぐにソファーにあった新聞紙を丸める。

そっと近づく。

ここまでは順調である。

次の瞬間、

自分に向かってきたのである。

武器は新聞紙の棒。これのみである。

何をしたかおわかりだと思う。

バットの如く振ったのである。

しかし、空ぶってしまい(うまく避けられてしまい)

自分の服(胴体)に不時着しやがった、

思いっきり叫びたかったが、母親が寝ている手前、

声を出しきれず、思いっきりはらった。

一連の様子を兄貴が爆笑している。

ここでもう一回リベンジしたと思った

自分はまた奴が出てくるのをまった。

20分くらいしたらまた出てきた。

よし、今度は絶対にうつ。

この時点で退治というよりも

うつ、これに集中していた。笑

兄貴はずっと見つめている。

ゆっくり近づく、ここまでは手順が一緒である。

そして、この瞬間が訪れる。

ゴキブリが飛ぶ。

自分に向かってくる。

しかも右バッターからして左ピッチャー

のスライダーのようにインコースにくる感じ。

今でも覚えている。

クリーンヒット。

やった。

やってやった。

そう思った矢先である。

兄の顔面が蒼白している。

嬉しさのあまり我に帰るのが遅くなった。

お分かりだろうか。

寝ている母親の顔面約30センチくらいのところに

打ち込んでいたのだ。

もちろん5秒後くらいに、

とんでもない悲鳴と怒号が飛んだ

ちびるくらいの怖さだった。。。。

それ以来、新聞紙は禁止でスプレーとなった。

調べるとゴキブリは危険を察知すると

IQが200くらいになって、飛べることに気づいて笑

しかも弱い人に向かっていくらしい。

遠い記憶なので信憑性は定かではない。

ただ、事実としてこれが起きたのだから間違いない。

ゴキブリ野球。

斬新な野球は1度っきりで終わった。

ちなみに今は絶対にしたくない。

完。