
連続ドラマW「BLOOD & SWEAT」
日本とフィンランドを舞台に、2人の刑事が国を越えて連続猟奇殺人事件の真相に迫るさまを描いたサスペンスドラマシリーズ全8話です。主演は杏さん、共演は濱田岳さん、高杉真宙さん、早乙女太一さん、國村隼さん、時任勇気さん他。フィンランドなど海外からの出演はヤスペル・ペーコネン、エリアス・サロネン、マーリン・ローズ、ミッコ・ノウシアイネン、アリナ・トムニコフ、ゼファン・スミス=グナイスト他。
エグゼクティブ・プロデューサーの1人であり、脚本(他3名と共同)と第5話・第7話の演出を務めたダニエル・トイヴォネンは日本での留学経験があり、日本語が驚くほど堪能で日本文化にも造詣が深いようなので、ちょっと期待して観てみました。
確かに、昔の海外の作品で描かれる「トンデモ日本」という感じは全くありませんし、日本と日本人の描き方自体にはさほど違和感はありません。
が、日本の地方に根付いた伝統的な信仰をカルトとして描くのはともかく、その描き方が日本的カルトではなく、西洋的カルトなので、微妙に変なのです。例えば、「血(というよりも出血)」は神道では「穢れ」と見なされるものなので、このドラマでの描き方は、絶対におかしいとまでは言わないまでも、「違う」と思うのです。
とにかく、話が進むに従って「荒唐無稽」の度合いが増していくとともに、こちらの気持ちはどんどん冷めていき、最終話では完全に「無」の気持ちに。
期待していただけに「何でこうなった?」という残念感でいっぱいに。