皆さん、墓地に行って見学するときはどこを見ていますか?
殆どの人は墓地に見学に行ってみるとこと言えば
使われてる石の色とお墓の大きさです。
ある時お客様から
「うちの本家の墓は白い石で・・・・・」
と言われたので確認しに行ってきましたが「アーバングレー」でした。
左のお墓がAG98で右のお墓がG614でした。
時には色も確かでない場合もあります。
いったい何を見てきたんですか?、というか毎年お墓参りに行かれてるのに・・・
石の色さえも覚えてないなど見学してもただ見に行っただけって場合が多いのです。
なので「墓地でお墓を見学するときは石材店に同行してもらった方が分かりやすいですよ」、という内容で記事を書きます。
私が墓地でお墓を見る時に重視するポイント
皆さんは墓石を見学しに行くときはどこをみてましか?
私がお墓を見る時に重視するポイントは
- お墓の大きさ
- 使用してる石
- お墓の構造
- 彫刻文字
- 墓石の加工精度
- 舞台・外柵の施工技術
です。
各項目については詳しく説明する必要があります。
一つ一つはとても重要な項目なのです。
加工精度や舞台・外柵の施工技術や石の質などは素人が分かるものではありません。
なので今日は分かりやすく写真で具体的な事を開設したいと思います。
その前に
石材店の施工を見たいからと建てた公営墓地の区画を聞いてくる消費者
石の坊さんのブログより
当社の場合はお墓のご案内は「同伴」しない状態では一切しません。
何故なら「知らない人に勝手に見られるの」って嫌じゃないですか?
もし、自分がお墓詣りに行った時に「見知らぬ人が勝手にお墓を触っていたら気味が悪い」ですよね。
中略
実際に「香炉や花立の単体の注文も少なからず受けています。」
その中の一部の人は「壊されてしまった。」と言っています。
そういう事が起こらないようにする為にお墓の案内は「同伴」が絶対に必要なんです。
ところが一部の石材店は「現地に行く営業が居ないから、区画番号を教えて、どうぞ見て下さい」と言われるそうです。
「怖くないですか?」購入前は親切だと思うかも知れませんが、、、自分のお墓が何時も知らない人に見られていて
日曜日の度に見知らぬ人に触られる。 私だったら嫌ですね。
少なくともちゃんとした会社で「お客様の区画番号」を勝手に教えたら「馬鹿野郎」と上司に怒られます。
石の坊さんは施主に迷惑がかかってしまう可能性があるので区画番号は教えないようにしていらっしゃいます。
確かにこれは重要です。
特に富山県の場合は納骨室は観音開きの扉なので誰でも開けられます。
(なので納骨時には石材店の手伝いは要らないのです)
勝手に開けられたらこまりますよね。
もう一つ理由があります。
素人が見ても分からない事を説明する必要があるのです。
黒い石、それがクンナムであるのか山西黒であるのかで大きな違いがあるんです。
大きくても才数が少ないお墓も有れば小さくても才数がけっこうあるお墓もあります。
色と大きさしか分からない人が殆どなので説明する必要があるんです。
次の写真は加工精度についてよく分かります。
石の坊さんが建てられた青山霊園のお墓、あなたはどこを見ますか?
こちらの写真は石の坊さんよりお借りしました。
皆さん、こちらのおはかのどこを見ますか?
石に詳しい人が見たらすぐに解ると思うのですが、高級石材のインパラブルーとアーバングレー(MD5)で施工しています。
見て頂くと解る通り、色が濃く上質なのが何となく写真からでも解ると思います。
また、MD5(アーバングレー)も上質な物なのが写真からわかると思います。
何となくですが青々(実際には緑緑ですが)しているのが解ると思います。
しかも「張り合わせで1つのパーツを2つの石で作る技術も使っています。」
これが美術工場レベルの墓石の仕事です。
この写真で確認できるのは石の坊さんは石の質を言われてますが、石の質は実は写真ではあんまり分からないのです。
この写真で分かるのは加工精度なんですよ。
どこか分かりましたか?
勿体ぶりましたが答えは↓↓↓
赤い線で囲んであるところです、重要なのは。
> しかも「張り合わせで1つのパーツを2つの石で作る技術も使っています。」
赤い線で囲んである箇所の事ですよ。
もうプロである石材店さんは分かりましたよね。
今回は説明すると長くなってしまうので新たに記事を書いて説明します。
それまで皆さんはどこをどのように重視するのかを考えてください。
もちろん一般消費者に完璧な答えが出せるとは思ってませんので明日当たりにでも正解のブログ書きますね。