新規にお墓を建てるより難しい修理の見積もり価格
新規にお墓を建てるにあたって石材店と交渉し、どんどん理解不能になって相談メールを送ってくださる方が多いのですがそれよりも難しいのは「修理」です。
「修理」が大掛かりであればあるほど見積比較は難しくなります。
また今修理してもお客さんが希望する修理では数十年後にもう一度修理しなくてはならない場合もあり、私はお客様に無駄なお金を使わせたくないので、「もうすこしお金をかけて万全な修理か新しく立て直した方が良いです。今の状況では10年くらいはまだ大丈夫なのでその間にお金とか準備されたら良いと思います」、という事が何回もあったんですが数カ月後にそのお墓を見たら完全に死金の修理だった事もありました。
お客さんの希望通りに適当な修理をしてお金をもらうのが良いのか、それとも今の現状を詳しく説明して修理よりも将来の建て替えを提案した方が良いのか??
私は後者です。
適当な修理は完全とは言えないので将来を見すえたら無駄金になってしまいます。
これはやっぱり担当者がどういう考えを持っているかに左右されます。
目先の契約が欲しい営業マンはお客様がやって欲しいということを素直にやって修理します。
が、これって親切なんですかね?
また修理は既存墓の石の欠損の可能性もあるため、その費用をどう考えるかも難しいのです。
言いますよ、
正直なところ石材店は修理よりも新規にお墓を建てる事を優先します。
試に関東なら春彼岸の前に、富山ならお盆前に石材店にお墓の修理を依頼してみてください。
すぐに飛んでくるような石材店はよっぽど暇なんでしょう、今後の経営が心配です。
↑↑この石材店、今でも営業してますよ。
基本的にお墓を修理することって、修理に金をあんまりかけたくない人が多いのです。
とりあえず、、、って感じです。
しかしその「とりあえず」は無駄金になる可能性がかなり大きいのです。
物理的に無理な場合もあります。
しかしほとんどが無駄金になる可能性があるのです。
なので見積もりを比較するのは難しいです。
目先の売り上げが欲しい石材店はお客様の言われるまま、本当にお客様の事を考えてる石材店は万全の修理を提供するので見積もりは必然と高くなります。
みなさん、どっちが良いんですか?