これからお墓を建てようと考えてる方々はかなり参考になると思います
TypeRさんは既存墓の解体、基礎工事、建ててる途中、完成時の写真付きの実体験談を詳しく載せられています。
またなぜ私に相談しようかと思った事なども書かれています。
少し解説しながら紹介させていただきたいと思います。
既存墓解体
お墓の解体作業開始
間知積(けんちづみ)の土台の上に建てられた立派なお墓でした。
納骨室が間知積のお墓も富山市を含む富山県東部には多いのですがTypeRさんの家のお墓は土台が間知積でその上にお墓が建てられておりました。
昔の間知積はかなり頑固に作られておりまして、解体も大変だったようです。
(余談ですが間知積のお墓の移設はとても大変です。何日もかかるし費用もかさばります。)
基礎工事1
お墓の基礎工事(ベース部分)
細かいことを言いますと、
砕石は新しいのか中古なのか?(中古の砕石はアスファルトの砕いたものとか入ってることもあるので安いからといって使用しないほうが、、、でも使うのは業者ですから施主は知る由も無いってことか)
鉄筋の太さとピッチ(間の寸法、15~20cmなら大丈夫です。)
生コンは良い品質のものを使用してるかどうか?(今回は品質の良いものを指定してあります。セメントの含有量が多いとコンクリートはより白くなります)
ちょっと考えただけでも上記のことが考えられます。
お墓の基礎工事(舞台部分)
初めてこの基礎の写真を見たら何をしてるのかな?って思うでしょう。
TypeRさんの家の墓地の敷地は広いのです。
これが1坪ほどの敷地であれば基礎石一枚盤を敷いたりすることもありますが、富山市より東の地区ではお墓そのものの大きさが大きいし、敷地も大きいので巻石を巻いて貼り石を貼るスタイルがほとんどです。(中国からの輸送はコンテナなので片面6.4尺以上の大きさのものは運べません。)
(写真はTypeRさんのブログからお借りしました)
二回目に打ったコンクリート部は全て石が貼られて見えなくなる部分なので高ささえ均等にすればいいので、押さえて綺麗にする必要がありませんし、むしろ表面が綺麗ではないほうがいいのです。
貼り石とコンクリートの隙間にはモルタルを使用し雨が外になられるように勾配を調整するのでコンクリートは多少表面がザラザラしてたほうが良いわけです。
既存墓解体と基礎工事の工程を紹介いたしました。
次は舞台工事(一般的には外柵と呼ばれますが富山の敷地は大きいので外柵という表現より舞台と表したほうが適切かと思います)の工程に入ります。
なのでかさ上げするためのコンクリートを打つんです。