石材店のほうに責任があるのではないかと思われる事 | お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

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アフターで無料でやってくれる事と出来ない事。


石材店のHPには「アフターもしっかりしています」と書いてありますが、そもそもアフターとは何なのか、そして起こりうる不具合と責任についていくつか記事を書いてきました。
最近は「保証書」を提出する石材店も増えてきています。ただ保証期間は10年間という場合がほとんどでこれ以上の期間を保証してる石材店の場合は「海のそばは責任持てません」とか「酸性雨が原因と考えられます」などと記載されています。

「酸性雨」を問題にされてしまうと屋外で建てたお墓がすべて条件外となってしまいます。皆さん、どう思わえますか?

修理は無償とかんがえられるもの
  • お墓の傾き
  • 墓石のヒビ割れ
  • 納骨室が水浸し

この三点は石材店に非がある場合が多いと思います。
石材店がすべて完璧な施工をしてくれるわけではありません、中にはいい加減な施工をする石材店も無いとはいえません。

「お墓の傾き」


「お墓の傾き」の場合は事前に施主に地盤が弱くて将来お墓が傾く可能性があるなどの、考えられるトラブルを伝えていない場合は石材店は責任をとる必要があるのではないでしょうか?
ただし、保証期間内(10年以内)である事が条件です。

「墓石のヒビ割れ」


「墓石のヒビ割れ」も滅多に起こらないので責任は石材店にあるとおもわれます。これも条件は保証期間以内です。
将来亀裂が入ったら修理してくれる事を約束するのも大事ですが、「ヒビ割れしにくい」石を選ぶほうが大事です。

「納骨室への水の侵入」


「納骨室への水の侵入」も多くの場合は舞台・巻石・外柵の施工が悪かった、あるいは舞台そのものの構造が悪かった時に起こると思います。ある地域では納骨室に水が入っても仕方がないという考えもあるよなので、対象は納骨室に水が入る事はいけないと思ってる地域で考えてください。

お客様が勘違いする事がありません。夏場に納骨室が濡れているのを水が侵入したと思ってしまうことです。
これについては詳しく別の記事で書きたいと思います。

トラブルが発生した場合、誰が責任をとって修理は無料なのか有料なのかという事が問題になると思います。

お墓を建てようと思ってる人は石材店を選ぶ時にお墓が高いとか安いとか、担当営業マンがいい感じの人だったなどという事くらいしか判断する材料がありません。

墓地へ行って見学しても良い施工なのか悪い施工なのかわからない人がほとんどじゃないでしょうか?

「この石材店は間違いない!」と判断できる消費車はどのくらいいるのでしょう?

消費者はそれほどお墓に知識が無いのです。
「保証書」を出してもらえれば安心でトラブルがあった場合に「有料です」と伝えた時に「おたくの責任じゃないの?」と思っているのです。

「無料」と考えられるのは上にあげた3点(お墓の傾き、墓石のヒビ割れ、納骨室への水の侵入)くらいでその他は「有料」だと思ってください。
条件付きで「無料」になる場合もありますが、それは次の記事で説明します。

消費者は石材店が責任をとってくれる=タダで修理してくれる、と思ってる人がかなりいます。

将来いろんなトラブルが発生した時にスムーズに対処できるように「保証書」を発行し、その保証書に保証できる内容を記述しておくのがいいのではないかと思います。