せっかく書いた重要な記事が新しい記事によって埋もれてしまうのは高庵寺様も私も同じなので、時々同じ話題でも記事にしなくてはいけないですねという意見で話が合いました。
濃い内容になることは間違いありませんので、お墓の事に関して「インターネットで調べてみよう！」と考えてる方々にとっては貴重な情報源になることでしょう。
お教えします 石屋さんのサイトや石材店紹介サイトのように 特定の企業に偏らない公平な情報です スポンサーはついておりません平成２４年６月６日更新
今日から「正しいお墓の建て方」を高庵寺様のHPではシリーズ化されると言うことなのでとても興味深いですね。
お墓の建て方を僧侶の立場として解説してくださいますので、その事自体が貴重なコンテンツですね。
記事を引用しました。
青い囲んである記事が引用させていただいた記事です。
今まで、正しいお墓の建て方については、折にふれて書いてきました。
ＹＡＨＯＯの知恵袋等を見ると、同じような質問が繰り返し出てまいります。
石屋さんのサイトは、一見公平に書いてあるように見えて、結局は自分のお店に都合の良いように書いてあるサイトがほとんどです。（例外はあります）
もっと酷いのが石材店の紹介サイトです。
こちらは、さらに巧妙です。
嘘は書いてありません。（当たり前です）
でも、本当に都合の悪いことは書いてありません。
最後は、スポンサーへの誘導です。
巧妙なことに、個々のスポンサーの評価は絶対に書いてありません。
でも、あなたが一番知りたいのはそこですね。
冒頭から興味をそそられる事が書かれています。
大手の紹介サイトに関して記事を書くことについて、正直なところ私はかなり躊躇しておりました。
いろいろ理由があるのですが、それは順次記事にしていきたいと思っています。
石材店は１社だけではありません。必ず数社と商談しましょう。
私は相談者から相談を受けた場合、必ず「石材店を数軒まわって設計図と見積書をもらってください」と進言しています。
考えてもみて下さい、トヨタの車と日産の車やHONDAの車に乗ってみないと「どれが良い車なのか」分からないんじゃないでしょうか？
運転席の位置やミラーの角度にエンジンそのものの性能をすべて考慮して車を購入するんじゃないでしょうか。
石材店は数社まわりましょう
石材店も同じです。
ある石材店の社長はサラシの巻き方を知らないらしいのですが、こんな事さえも知らない石材店だけと商談して良いお墓が建てられるとは到底思えません。
自社加工の個人経営的な石材店、支店を多く持って営業戦略をしかける石材店、激安のお墓を販売する石材店、など石材店はどれも同じではないのです。
消費者にもタイプがあります
「お墓は建ってればいいので、なるべく安くお墓を建てたい」
「少々高くても納得のいくお墓を建てたい」
「とにかく国産にこだわりたい、加工も中国は嫌だ」
など消費者はいろんなタイプの人がいます。
それなのに「激安」を求める人も「国産」に拘る人も同じ石材店で、、、というのはおかしいんじゃありませんか？
お墓の紹介サイトは「何軒も石材店をまわって設計図と見積書を比べてみましょう」と言いますか？
言わないでしょうね、多くの場合は相談者の地元の提携してる石材店を紹介するだけです。
お墓の紹介サイトで紹介されてる石材店は優良石材店ですか？
もちろん優良石材店はありますが、すべてが優良石材店なのかどうかは分かりません。「外食本」というものがあります。美味しい店を紹介してあるわけですが、これは皆さん、おかしいとは思いませんか？
東京ならいざ知らず、富山などの外食本には「市内じゅうの飲食店が載ってるよ」という状態の本があります。
「おいおい、美味しい店がこんなにたくさん有るわけないやろ？」と思いませんか？
地方で外食本を販売してるのは地元のタウン誌やその他地元の会社が多いのですが、「外食本の誰もが見るような最初のほうのページ」は有料なんですよ。
金を出せば出すほど良いページに載せてもらえます。
むかし、飲食店で修行した事があるので、その時にこういう提案をされたので知ってるんです。
ご住職様が「スポンサーへの誘導です」と言われてるのはこういう事なんです。
何も知らない消費者は、お墓の紹介サイトにデカデカと紹介されてるような石材店を「良い石材店」だと思ってしまうのですが、実はお金を出してくれるスポンサーです！という事なんです。
考えても見て下さい。お墓の紹介サイトの大手には「おいおい県内じゅうの石材店が載ってるよ」と思うところさえもあります。
外食本同様、全部が優良石材店でしょうか？
石材店のHPには自社に有利な事柄しか書いてないのですか？
ご住職はさらに「石材店のHPにはその石材店に都合の良い事しか書いていない」と言われていますが、まさにその通りなんです。
笑えるような本当の話
私に相談してくださった方に聞いたんですが、あるお墓を売ってる会社の営業マンに
「くり抜き型の納骨室は気密性が高すぎてカロートの中が湿気を持ちやすいし、石をたくさん使うので価格が高いです。なので柱型が良いです」と言われたのですが、
「見積書はくり抜き型の納骨室を提案してきた会社よりも高かった」という笑える話があるんです。
競合もあって、それだけ言うならもっと見積書を安く提出したら？
って言いたくなりますよね。（笑）
この話も後日詳しく記事に書きたいと思っています。
ご住職様は「建墓料」としての「キックバック」を一切受け取っていらっしゃいません。そういう方だからこそ「本当の事」を書けるのだと思います。
これからの高庵寺様の「正しいお墓の建て方」のシリーズは必読です。
お墓選びは墓地選び、墓地選びは石材店選び
記事の内容は「墓地を選ぶ」ことがとても重要だという事から始まっています。
「太田市営 八王子山公園墓地」と「大泉町公園墓地」の写真が載っていますが、正直なところ私だったら公営墓地ですが「どちらでも建てたくない」です。
理由はいろいろありますが、書かないことにします。
相談者の方にはこのような墓地でお墓を建てる方もこれから出てくると思いますので。
本日の結論、石屋選びや、墓石のデザインや、墓石の種類選びより、墓地選びの方が１００倍も重要です。
絶対に指定店の無い、自由に石屋を選べる墓地を選びましょう。
ご住職様はこのように書かれていますが、すべての人がこのような条件で墓地を購入出来るとは限りませんが、すぐに諦めないでいろんな情報を収集すれば良い結果になる事もあると思います。
石材店はライバル石材店がどの墓地を持ってるか知っています。
ライバル石材店の墓地を紹介されてしまったら、競合に簡単に負けてしまう場合、 その情報を潰します。（知ってても伝えません）
考えても見て下さい。
ライバル店の墓地購入を薦めて契約までとられてしまった、というマヌケな営業マンなどおりません。
そういった意味でもいろんな情報を集めて、何軒かの石材店と商談することは大切なのです。