予算オーバーのためシュガークラフトでケーキを作ることを決めた私たち。
次に悩んだのはデザインだった。
予算と製作日数の関係上、スクェア型かブック型の1段であることは決まっていたのだが、
ありがたいんだかありがたくないんだかデザインは自由で、
その気になればなんでも作れるようだった( ̄Д ̄;;
「ケーキのデザインどうしよ~~~ぉぉおお~~~オロオロ(( ( ̄_ ̄;)(; ̄_ ̄) ))オロオロ」
「んー。このブック型の宣誓書みたいなのはどう?」
「じゃ、それで(超あっさり)」
もはやなんでも良くなってた私は何も考えずくろえる案を採用。
ブック型で結婚宣誓書を模ったケーキを作ることにした。
しかし・・・ある日・・・
ふとした疑問が頭をよぎる・・・~(-"-;)~
しろえる「ねぇねぇ。くろえるー。結婚宣誓書のケーキにナイフ入れちゃっていいんだっけ?」
くろえる「ん?なんで??」
しろえる「だってさー。結婚宣誓書を切るんだよ?結婚の誓いをやぶるってことになるんじゃないの?」
くろえる「・・・。
そうかも・・・( ̄ー ̄; ヒヤリ」
しろえる「やばいよねぇ・・・。
めでたいように見せかけて実は誓いを破ってんの・・・。
縁起でもねぇ・・・(@Д@;」
くろえる「うーん。
じゃぁ、その場でチョコペンかなんかで署名すれば?」
しろえる「えーーーーーーーーーーーっΣ(- -ノ)ノ エェ!?
何のためにやると思ってんの!?
そんなの見ている人が面白くないでしょ。
署名となるとそれぞれが別々に書くんでしょ?
ゲストにケツ向けて、黙々とチョコペンでサインするわけ?
見ている人も暇でしょうがないでしょ~~~
しかも出来上がった字はすっげー下手だったりするんだよ~~~?」
くろえる「じゃーどうすんのさ!?(-"-;)」
しろえる「だから聞いてんじゃん!( ̄‥ ̄)=3 フン」
くろえる「むきーーーーーヾ(*`Д´*)ノ"彡☆ 」
(しばし沈黙・・・)
しろえる「署名がダメなら捺印する?」
くろえる「なに?指紋でも押すの?」
しろえる「それじゃ美しくないでしょ(¬д¬。) ジーーーッ
署名はあらかじめ作っておいて、
ケーキ入刀の代わりに、シュガーのお花を書名の横にさすの!
めっちゃいいアイディアじゃない?
あたしって天才ヾ(@⌒▽⌒@)ノワーイ!」
くろえる「で・・・?ケーキに花がささるわけ?
シュガーってカチカチに固まっているんじゃないの?(;一一) ジィー」
しろえる「がーん…llllll(-_-;)llllll
そでした・・・。。。。(( T_T)トボトボ」
しろえる「ん・・・でもさぁ、カチカチだったらナイフだって刺さらないんじゃないの???
どうやってケーキカットするの???」
くろえる「あれ・・・('_'?)...ン?」
しろえる「せ・・・先生に聞いてくるよ・・・(@Д@;」
謎が謎を呼び大混乱( ̄Д ̄;;
先生に聞いてみたところ、シュガーケーキをケーキカットで使うにはいくつか方法があるらしい。
・出来上がったばかりだとシュガーはまだやわらかいのでカットすることができる
・固まっている場合はナイフで傷をつける程度にする
・カットの部分をやわらかく作っておいたり、切れ目を入れておいたりしてカットする
また、お花をさす場合は、作る時に穴を開けておきそこに差し込むようにすれば良いということだった。
カットも花挿入もどちらも可能ということだったのだが、
結婚宣誓書に切り込みを入れるのは気が引けるので、お花で捺印することにし、
「ケーキ入刀」ならぬ「ケーキ入花」というイベントに仕立て上げることにしたのだった。
「やっぱ、アタシは天才だわヾ(  ̄▽)ゞオホホホホホ」
「はいはい...( ̄Д ̄;;」
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なんだか予想以上に長編になってしまいました。。。
気長に結末をお待ちくださいませ(*- -)(*_ _)ペコリ
次回は、ドキドキシュガーケーキ作りです。