私の手元にあるA4の分厚いファイル。
これは、亡くなった彼が元奥さんに向けて書いた日記。
双極性障害と分からず症状が悪化し、彼が壊れて行く中で必死に支えた奥さん。でも奥さんが力尽きてしまい離婚。

その後、熊本に帰る彼が決意したことは、帰るまでに日記をつけること…今まで支えてくれた元奥さんの気持ちに寄り添うこと、感謝を綴ること、自分を建て直し元奥さんを安心させること、決して自死をしないこと、夢を持つこと…そんなことが書いてある。

なぜその日記(写し)が私の手元にあるのか?
彼からmimiさんに読んで欲しいと手渡たされたから。最初、なんで私が別れた奥さんに対しての日記を読まにゃああかんのや!って思ったけれど、お人好しの私は断れなかったw

でも読んだら引き込まれた。感受性の豊かさに驚いた。

今、読み返すと…涙💧が止まらない。でも、そこに冷静な自分もいて、人が人を本気で愛する、こんな経験を出来る人がこの世にどれくらいいるのかなーって思ったりもする。

病気は恐ろしい、でも病気よりも強い愛情がそこにある。そんな事実が私を安心させる。どうか彼が天国で幸せに暮らしていますように。

追記
元は奥さんが彼に向けて書いた(彼の症状や良くなるように祈ってる)日記が始まりだそうだ😢