彼は田舎に帰る前に、別れた奥さんに渡したいと日記を書いていた。私はその写しを持っている。なぜなら彼が勝手にくれたからw
最初は人の日記なんて読むの面倒くさかったけれど、読みはじめたら引き込まれた😊
彼が私について書いた文章を紹介するね
「アンクレット」
11月5日(平成28年)
最後の、登場人物
mimiさん
当事者会の仲間の1人。そして親友。
きっかけは、ロミさん。
そして、今一番親しいのが、mimiさん。
相性が合う。でも、それだけじゃない。
mimiさんもオレも、人に良く思われたい。
mimiさんは、他の仲間の不安定な心を全身で受け止める。
だからmimiさんは、辛くなる。
オレは、他の仲間の不安定な心を、お玉ですくう。
だから、オレは、辛くない。
オレは、躁転、鬱転を、見せる。
mimiさんは、温かさで隠して、ほとんど見せない。
オレは元教師
mimiさんは元保護観察官
二人とも、人に「凄い」と言われる仕事。
オレは、家で、一人で自分の心と会話する。
mimiさんは、旦那さんとブログで、自分の心と会話する。
それが、お互いに自分の心を保ってきた術。
mimiさんは、一度だけ、俺の前で泣いたことがある。
双極性障害歴では、オレよりも大先輩なのに。
「親を恨んでもいいのかなぁ」って。
「いいですよ。ボロッカスに、恨んでやりましょう」って言った。
恨んだ経歴ど経験だけはオレの方が長いと思うから。
握手をした。泣いてくれた。
障害年金の全ては、mimiさんに教わった。
ロミさんが、mimiさんを繋いだ。
mimiさんがオレに、繋いでくれた。
いつかオレが、別の人に繋ぐ。
mimiさんが、いつも助けてくれる。オレも助ける。
だから、ロミさんとmimiさんの絆を、mimiさんとオレの絆を、繋ぐ。
オレは誰かと、その誰かが別の誰かと、繋がる。
mimiさんは、アクセサリーを作っている。それをいつかは仕事にしたいと思っている。
前にオレが、作って欲しいと頼んでいたアンクレットを、作ってくれた。
「太陽と月」のチャーム。
双極性障害の証。
オレはこれから、それを足に着ける。
このチャームが、この仲間の「絆」がある限り、オレは熊本で生きていける。 終
追記
これは私の宝物。でも私だけの物でもない気がする。よくわからないけれど…
リブログしてくれたお陰で色々な方に見て貰えました。本当にありがとうです😌