台風が来るたびに・・・秋を引き連れてきます。
すっかり秋めいて、日に日に涼しく(寒く?)なってきましたね。
今年は春が短く感じたので、秋は過ごしやすい日が長く続けばよいのですが。
猛暑の疲れを癒す秋晴れの中、快適に過ごしたいものですね。
先日の台風の後の夕焼けです。
(M様 写真撮ってくれてありがとう!)
自然は時に脅威でもありますが、こんな芸術的な一面も見せてくれます。
とても幻想的でした。
芸術の秋! 食欲の秋? どんな秋になるでしょう?
さて今回は芸術ということで、
審美歯科・オールセラミッククラウンです。
むか~し前歯を2本、セラミックの白い被せ物で治されたそうですが、その時から
‘なんか大きいな。。。なんだか出っ歯に見える。。。’
と思われていたそうです。
でもそんなものか。。。なんてあきらめて、せっかく治療したのにいつの日かコンプレックスになってしまった方のお話です。
ご家族の方が私達の患者様で、ご紹介していただいたのが出会いでした。
今自分の時間をとれるようになったので、この機会にしっかりと治したいとのことでした。
以前は‘セラミックの被せ物’というと、金属にセラミックを焼き付ける製法が主でした。
メタルボンド(メタボン)・陶材焼き付け鋳造冠・P.F.M 等で呼ばれる歴史ある被せ物です。 現在でもよく臨床で使用されています
しかしながら、内側に金属を使用するので、その金属色を消すために‘濃い白’のセラミックを一層付けてから表面のセラミックを重ねて色を出し、焼き付けるため光の透過を遮断し、透明感のない濃い白さになってしまいます。
女性の方はお化粧でイメージして頂ければ解り易いと思いますが、‘コンシーラー’や‘化粧下地’の様なものです。
人の好みはそれぞれです。 最近はあえて‘みえる歯、全部被せてます!’というのを好まれる方も多いのですが、自然な歯を求める方にはこの‘白さ’は逆にコンプレックスになってしまいます。
患者様のご希望は
天然歯のような自然で美しい歯。
被せてあることがわからない歯。
いかがですか?
写真はオールセラミックをセットしてからまだ1週間なので、もう少しで歯肉は被せ物にそって落ち着くと思います。
金属を一切使用していないので、光の透過性も良く歯肉も綺麗ですね。
患者さまも大変満足されて、他の患者様への治療案内での使用も快く承諾していただけました。
私達にとってもとてもうれしい瞬間です。
前歯における治療内容は、
歯石・着色の除去、ブラシング指導、オフィスホワイトニング2回法、歯のトリートメント、歯肉整形、オールセラミッククラウン、PMTCです。
本当によく頑張って通院していただきました。 これで終わり! ではなく、
再び取り戻した自然で美しい歯を、末永くず~っと維持し、機能させていくことが目標です。
大変な歯科治療、通院。。。根気がいる事だと思います。
一番大切なことは‘治したい’というご自身の意志です。
私達は精一杯、持てる技を尽くして治療いたします。
これから大切なことは再び悪くならないように、美と健康を維持していこうという決意です。
大きな笑顔で会話を楽しみ、美味しい食事を楽しみ、秋を楽しみましょう。
Maple leaf Dental Clinic D.D.S Takeshi
Kato