ほろん ほろん 踊りが始まりました。そら 僕らも混じろう。
様々なクリームを顔に塗りつけた狐達が、猫や犬も交え…

一回するごとにつがいなって口づけをしてゆくの。
色々の味をもつ口紅、次の刺激を舌に与える。

ごくり ごくり 渇きを癒す。間奏が始まるようだ。

飛んで、混ざれ、君はまだ、僕もまだ。
楽しさを知らないのだから。

周りを2値化してしまえばもう、「まっしろ」な君の袖や顔しか、覗けないよ。
意識さえせず、心はいき値を上げている。

都会的で洗練された君、「まっくろ」な土着の動物の中に、映えているよ。
僕だって、盲目になることもあるのさ。

ダンスの中心、燃え盛る炎のなかに、この時間だから雪が降り始めた。
雪は、ぱつぱつと炎の中、青や緑の花火となって、祭の終わりを告げてゆくのでしょう。

(鉄の島の傾向として、夕方~深夜は「トオリユキ」が多い、「鉄工所」のネルアブラのせいで、トオリユキは少量の油分も含む、「トオリユキ」は「雪」とは本質的に別の物である。
但し「アブラ」を含むこと以外は似たような性質をもつ、つまり「白く、冷たく、空から降り、平たく積もり、そして美しい。」)


【画像】アヤビエ
【画像】アヤビエ
【画像】アヤビエ
通り抜ける魚達は、風船売りがやってくるのを待っている。
人の背丈の3倍もある灰キノコの群れ。


その奥深くに風船売りは住んでいるから、
僕らも「カラノキタイ」を風船に詰めてもらおう。


(風船売りは灰キノコをかじるのが好きだタバコを吸うようにね。)


「カラノキタイ」を体に入れてもらいたい「さまよい魚」たちは必然的な森に集中するのだよね。


(そうすれば、この島に住む、動物と恋を語らう事だって出来るようになる。)


すごい勢いで飛び回るから、
僕らはほとんど匍匐前進で這うように歩かないといけない。



「大好きです」と「一つ目の魚」は想い人に言うためにね、
「さまよい魚」になって飛び回ってきたのだそうです。
彼女は、少し微笑んで、「さまよい魚」と二人で楽しそうに話をしていた。


僕は、少しの間に、大量の嫉妬を覚えた。
「魚」の恋の成否はともかく、素直な言葉を吐くのは難しいよね。
特に僕みたいなのには、とても難しい。


【画像】アヤビエ
【画像】アヤビエ
【画像】アヤビエ
教会プールに二人で行こうよ…
まっくらやみのなかに
ステンドグラスから差し込む…
ひかりは
いろとりどりで
ああ…
最上階から下る横幅を持ったウォータースライダー…
「さあ、てをつないでふたりでいこうよ。」
冷たい 飛沫が 僕を 煽り続けるの。
ずっとずっと下までものすごい勢いで落ちていくのだけど。
柔かい 固まり 僕と はしゃぎ続けるの。
さっとさっと時間はものすごい勢いで弾け飛ぶのだけど。
はばかる 人目を 君は 着替えてきたの。
やはりやはり白と黄緑色の対比は どこまでも、澄むよ… 澄むよ… 澄むよ
どこまでも、声と流れる。
光りさえ流されてしまうのが見えるよね。
その一瞬を止めて、そして
その表情を僕に見せ付けてください。願うよ。
螺旋部分で君が見えたり見えなかっりしてしまうのは切ないから。
途中から2レーンになるのだけどその仕掛けすら意地悪に思えるの。


【画像】アヤビエ
【画像】アヤビエ
【画像】アヤビエ