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そうなんだよねーと思いながらねこけんブログを読んでいる園長です。
こんばんは。
『猫と暮らしたい人全て』が『希望の猫』と暮らせるといいよね、とは思います。
ただ、猫の寿命が延びている昨今、『譲渡を希望する本人』が最期の瞬間まで寄り添い看取ることができるか、それを考えていただきたいんですよね。
例えば、私の両親は70代なのですが(書いててちょっとビックリするけど)、猫が20年生きたら90代なんですよね。
猫のお世話や通院ができるのか、そもそも90歳なら平均寿命も超えてるし、自分が元気な保証すらない。
私は自分が生きている自信すらないですw
だから、子猫の譲渡には年齢制限を設けているのです。
うちは子供もいなくて、私は専業主婦。
オットとも年が離れているので、私は自分が60歳になるまでに飼い猫を看取るつもりで人生設計を立てていました。
「あぬーながいきするよていなんだけど‥」
そう、だから、あぬーを自分の猫にしていいのか悩んだんです。
私のエゴで、15年20年後にこの子を路頭に迷わせるようなことにはならないか、って。
この7年で私がお届けした猫は、間もなく400頭に到達します。
私、自分が一番譲渡適正低いと思うわけですよ。
今は良くても、猫は長生きしますからね(もちろんそれを願っているけど)。
だから‥
70歳前後で子猫が欲しい、子供がいるから何かあれば引き取ってくれる、とか言われると何とも言えず心がざわつくんですよね、、
同居していない家族はあてにならないし(そういう案件いくらでもあった)、そもそも前提がおかしいでしょ、っていう。
譲渡契約は、契約者になるご本人が最期の瞬間まで責任を持つことを前提として結ばれるものですから。
もちろん、若くても人生何が起きるかわからない。
でもね、老いだけはみんな平等に訪れる。
20年後のその年齢、自分の親や周りの人はどうだったとか、冷静に振り返って考えていただけたらと思います。
と言ってもこれ、ねこけんが~という話ではなく、ほとんどの保護主さんは団体・個人問わず年齢制限があるという認識なんですが‥
東京都の愛護センターですらありますし。
( ˘ω˘)スヤァ
それと、これもねこけんブログに書かれていましたが「貰ってあげるって言ってんのに!」って言われたら「貰ってくれなくて結構ですー」って思います。
私は、里親になってくださった皆さまのこと、恩人だと思ってます。
保護猫を家族に迎えるということは、何より尊い愛護活動で、我々保護活動者にはできないこと。
譲渡が成立するから次の保護ができる、里親さんの存在があってこそ、保護活動は維持できるのです。
譲渡可能な子を多数抱え込めば、保護活動者だっていずれ崩壊しますからね、、
崩壊までいかなくても、QOLを維持する難易度はどんどん上がっていく。
(あぬーですか?未だに矛盾してるなwと思ってはいますw)
でもね、みんな、大事に育てた可愛い子たちなんです。
貰ってやるなんて気持ちの人に託したいわけないじゃないですか。
これ別に猫に限った話じゃなくて、例えばハンドメイド作家さんとか、「素人の趣味でしょ、貰ってあげてもいいわよ」なんて言われて、あげます?
あげないでしょ?
大事にしてくれる人に託したいですよね。
家族のいない猫だけど、余ってる猫じゃないんです。
誰でもいいから貰ってくれたらラッキーな不用品でも不良在庫でもないんです。
こういう人は同じこと言われたら激ギレしそうだけど、一度と言わず何度かそういう目に遭えばいいと思う。
そしたら何か気づくかも。
いや、自分が言うのは良くて言われるのはダメっていう学べない人の可能性もあるけど。
言葉選んでまろやかにしたつもりなんだけどねw
譲渡会というのは色々な方がいらっしゃるので、良い出会いばかりとは限りません。
逆もそうかも。
他所ですごいこと言われてめげずに辿り着いてくださる方もいらっしゃるし。
もっと言えば、私に断られて怒ってる人もいるかもだし(断られたってクレーム来たこともあったなぁ‥)。
ただ、本気の譲渡会は、その名前や予約優先制というのもあり、何かのついでにフラッと冷やかしで寄れる立地でもないので、そういう人との遭遇率はかなり低いのですが。
その分、我々も、真摯に誠実に、と思ってお話させていただいています。
そんなわけでー
保護猫って誰にでもあげられるものではないんですが!
本気で猫と暮らしたい皆さま、是非お越しください。
【本気の譲渡会、次回は7/21】
ご予約優先、必ずリンク先をご確認ください。
猛暑予報だけど、お待ちしてまーす
ではまたっ( ´Д`)ノ~
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