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なにやら、本格的なスランプに陥ってきた。
これで、14連続トップなしだ。
まぁトップを取るだど、夢のまた夢。
例によって
スランプ5要件を満たしている牌勢なのだ。
①配牌でメンツなし
②序盤(6巡目まで)でメンツができない。
③対子は4つから増えない。
④翻牌は鳴けない。
⑤チーができない。
さらに、今日は・・・
⑥交通事故
ここまでくると、どん底で
もうこれ以上、下がりようがない。
問題は、これがどこまで続くかだ。
スランプの脱し方はいくつかあるが
まずは、ベタオリで
女神の行方を探ること。
女神を見つけたら、そこには放銃しないこと
(他に放銃する分には、OK)
女神の捨て牌に合わせること
女神に萬子が高いなら
萬子を集める。
いわゆる色寄せである。
同じ色を高くすることで
女神をアガリにくくするのだ。
こうすることで、一人にツキが集中することなく
均等に分散されるわけだ。
まぁ、ここまでは私にもできるが
女神が動くだけで、私のもとには来ない。
脱出のヒントは
スランプ5要件の④、⑤にある。
鳴けないはずの翻牌が
突如、切り出されることがあるのだ。
こんなとき、1枚目はスルーして
安全牌として、確保しようなどと考えてはいけない。
恐れずにポンして、シャンテンを上げてみよう。
このチャンスを逃すと
また翻牌は鳴けなくなる。
次に、⑤
突如、チーできる牌が切り出される。
こんなとき、両面だからスルーしよう
などと考えてはいけない。
恐れずにチーして、シャンテンを上げてみよう。
動かない手牌を、強制的に動かすのだ。
もちろん、こんなことをしても
すぐに、アガリには結びつかない。
当然、早いリーチが掛かったり
誰かが、ツモアガったりする。
結果は同じだが、10枚で戦っているわけで
13枚で、安全牌を確保しながら
ぬるま湯で戦うよりは
感性が研ぎ澄まされるわけだ。
そして、少なくとも5要件のうち
2要件は、クリアできたことになる。
④と⑤をクリアしたら
今度は、④と⑤の複合だ。
翻牌を一鳴きして
両面をチーして
7枚で戦ってみる。
もちろん、簡単には聴牌しない。
リーチが掛かったり、仕掛けが入って
打てない牌を掴みながら、聴牌を目指す。
聴牌にたどり着ければ
たとえ、他家がアガっても
第二段階クリアだ。
この頃になると、序盤でメンツができるようになる。
②がクリアされるわけだ。
しかしながら、アガりまでの道はほど遠い。
東1局 南家 ドラ
以下、配牌
ツモ
第一打は、だが・・・
次巡
ツモ
当然、横には伸びない。
5巡目に、親がを捨てたのでチー。
にくっつけば、両面+両面の
完全イーシャンテンだが
2巡後・・・
ツモ
そう、こんな感じで好形にはならない。
さらに、次巡・・・
ツモ
ツモ切りでもいいが
立て引きを見てもわかる通り
不調時は、横に伸びない。
並びシャンポンに受けかえると
対面がをツモ切り。
ロン
このの感じでも、わかるとおり
は、どこかに固まっているのだ。
不調時の両面は、絶対に上がれない。
むしろ、上記のような並びシャンポンのほうが
アガれるわけだ。
少しずつだが、流れは変わってきている。
東1局 親 ドラ
ツモ
ダブ対子、ドラ対子のチャンス手。
第一打に、切ると
次巡、のかぶり捨て。
もう、この時点で対子場の様相。
その後、と引いて
以下の手牌。
ダブが鳴ければ、御の字だが
鳴けるはずもなく
ツモ
これで、七対子イーシャンテン。
③対子は4つから増えない。
をクリアしたことになる。
ここは、両面外しが王道。
こんな感じの・・・
イーシャンテンになったところで
下家から、ダブが切り出される。
ここまで、来たら七対子に絞るべきだが
不調な時だけに、ポン。
すると、対面もを手出し。
どうやら、二人に絞られていたようだ。
すぐに、上家がをツモ切り。
つまり、鳴かなければ
ツモ
七対子の聴牌だったが・・・
上家のツモ切ったをチー。
ドラとドラそばの並びシャンポン。
すぐに、上家がリーチ。
私は、牌山に手を伸ばして
力いっぱい盲牌すると・・・
ツモ
今日、初めての親マンである。
もし鳴かないと、この形。
そして、が2枚切れたところで
上家から、リーチが入る。
ツモ
しかしながら、は2枚切れているので
暗刻のツモ切りすることになる。
上家のリーチは、
ズバリドラ跨ぎのだろう。
不調時は、両面は上がれない。
並びシャンポンがアガれるのだ。
なんとか、アガれるようになったが
時すでに遅し。
結局、最終戦もトップをとれないまま
タイムアウトとなってしまった。
しかしながら、どん底は脱したようで
次の戦いが、とても楽しみだ。